これまで中国の家庭紙メーカーの状況が判然としなかったが、昨年、中国造紙協会生活用紙専門委員会がまとめた2011年のデータを入手した。中国の家庭紙大手の動向や生産品種構成や市場規模などが明らかになったので紹介したい。ただ紹介するだけでなく、日本の家庭紙大手などの生産規模や業績と比較しつつ、彼我の違いに触れたい。まだ1人当たりの消費量が少なく、二桁成長を続ける中国の家庭紙に対し、成熟商品となり低成長の...
この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。
2025年03月17日
コラム「虎視」
シリコンバレー発のGAFAなどの新興企業がもてはやされる陰で、米国の製造業は着実に衰退してきた。製造業付加価値[...]
2025年03月10日
コラム「虎視」
愛媛県四国中央市で紙づくりが始まったのは江戸時代半ばの1750年頃と言われている。豊富な水と原料に恵まれたこと[...]
2025年03月03日
コラム「虎視」
丸住製紙が今年3月末で新聞用紙の生産を終了する。花形だった新聞用紙事業は今は昔である。新聞の普及に大きな役割を[...]
2025年02月24日
コラム「虎視」
トランプ大統領の顧問を務めるイーロン・マスクは、南アフリカからカナダを経由して米国に移り住んだ移民の一人である[...]