
経済コンサルタントの大前研一氏は、インターネットの普及前からグローバル社会の到来を予見していた。国単位で動く社会から、国を超えた地球規模の社会へ。これは人と物の出入りによって相乗効果が進むが、それを更に加速・進化させたのが、インターネットの出現である。
しかし昨今の無差別テロや難民問題等により、世界中が右派、原理主義、ナショナリズムへの傾倒を強めている。また今年1月20日に正式に就任した米国のトランプ大統領は、グローバル社会、ボーダレス社会から逆行する「米国第一」の考えに沿う政策しか興味がない。メキシコ国境に壁を築くということが実現されるのであれば、全くの時代錯誤だと言わざるを得ない。古代中国が万里の長城の建設に着手したのが紀元前657年。今から2674年前のことである。
冷戦時のG2(米国・ソ連)時代、ソ連崩壊後のG1(米国)時代、そして現在はG0時代と言われる。リーダーを失い、世界はどこに向かうのか。
2025年12月15日
コラム「虎視」
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバ[...]
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]