
古紙再生促進センターでは、2025年から雑がみの掘り起こし活動として「雑がみさまを探せ!」と題した様々な啓発活動を全国で行っている。
▼全国の焼却場では未だに紙類が約400万トン燃やされている。食品ロスの焼却量は約500万トン、廃プラスチックの焼却量は約600万トン(いずれも試算)。紙はリサイクルの優等生と呼ばれているが、実は食品ロスや廃プラの焼却量とそれほど変わらない。紙ごみ400万トンのうち、分別の改善によって再資源化できる紙類が170万トンある。またそれ以外の難処理古紙なども、技術的・設計的な部分で改善していけば、再資源化できる可能性がある。これらの紙ごみを再資源化することによって、東京23区だけで120~180億円、全国では最大で2000億円のごみ処理費用の軽減に繋がる。
▼興味深いのは、啓発活動に大阪大学・松村教授による「仕掛学」を用いていることだ。これは正攻法では解決しなかった社会課題を、参加者が興味を持ちそうな仕掛けを利用することで、望ましい結果や行動を得るというもの。松村教授は阪大卒業後、東大大学院を修了し、スタンフォード大学で研究員として従事。人工知能の研究を重ね、紆余曲折の末に仕掛学を創始した。
2026年06月22日
コラム「虎視」
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2026年06月22日
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