
▼都道府県別の古紙ヤードマップを作成しているが、現在、中四国地区を調査中。これまでの調査で分かったことは、ベーラーを設置した古紙ヤードは人口8.5万人に1ヵ所ぐらいあるということだ。日本の人口は1億2,600万人なので、全国に1,500ヵ所近い古紙ヤードがありそうだ。
▼調査前は人口密集地ほどヤード密度(人口をヤード数で割る)も高いと思っていたが、これまでの調査ではヤード密度がもっとも高いのは鳥取県だった(4万7,000人に1ヵ所)。鳥取県はもっとも人口が少ない県である。逆にヤード密度が低いのは千葉県の13万3,000人に1ヵ所だった。地元の大手、佐久間さんの指摘によると、本紙が5ヵ所ほど脱落していたので、もっとも低いのは13万1,000人に1ヵ所の奈良県になった。遺跡が多く、工業用地や準工業用地が少ないためか。
▼ヤード数はやはり人口密集地に多く、トップは東京都で2位は大阪府、3位は埼玉県だった。このような古紙ヤードは、自治体が古紙の分別収集を始める時、受け皿ヤードになっているケースが多い。しかし、広島市は市が自らリサイクルセンターを作り、ビン、缶、古紙を持ち込んでいる。必ずしも既存の古紙ヤードが自治体に利用されているわけでもない。
2025年12月15日
コラム「虎視」
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバ[...]
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]