
▼驚異的な勢いで古紙輸入が増える中国。振り返ってみると、日本の古紙輸出が100万トン台の大台に乗せたのは01年から。この年から中国向けの輸出が本格化し、昨年はなんと輸出の84%が中国向けだった。つまり371万トンのうち306万トンが中国に振り向けられた。中国一辺倒の輸出だが、中国の輸入はどこまで拡大するのだろう。今年、2,000万トンの大台に早々と乗せるのかどうか。
▼中国傾斜は日本だけでない。今回、古紙輸出の主要11ヵ国の動向を調べてみたが、最大の輸出国である米国も半分を超えた。オーストラリアはほとんど中国。欧州に目を転じると、イギリス、スペイン、オランダ、ベルギーは軒並み中国輸出の比率が増え、半分かそれ以上。なかでもイギリスはほとんどが中国向け。中国輸出の比率が一割程度と少ないのは、ドイツとフランスだけであった。
▼日本の輸出が中国に傾斜しているのは、圧倒的な需要があるうえに輸出手取りも良いから。中国輸出が止まれば、日本の古紙はたちまち巷に溢れ、行き場を失うだろうが、中国は日本を追い越し世界第二の製紙大国。今年か来年にも日本の二倍の生産国になるばかりか、いずれ米国を追い抜くとみれば、中国依存は避けられないところか。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]