
10月4日に行われた自民党総裁選において、高市早苗氏が第29代総裁に選出された。15日に召集される臨時国会で第104代首相に指名される公算が大きく、日本で初めての女性首相の誕生となる。
▼高市氏は奈良出身ということもあり、様々な縁がある。昨年、奈良で行われた日資連の全国総会では、冒頭に高市氏が挨拶を行い、全国から訪れたリサイクル業者の注目を集めた。また以前コラムでも書いたが、私は03年に高市氏に独占インタビューを敢行したことがある。当時私が通っていた「編集・ライター養成講座」の卒業課題として、高市氏に「政治家として今後どのように日本を変えていきたいか」「今の政治に何が足りないか」を聞いた。
▼結果的には、あまり核心に触れた答えはなかった。その当時、奈良一区で馬淵氏に選挙で敗れ、近大教授という立場に変わったこともあり、それまでの強気な発言は影を潜めていた。しかし政治家を目指すことを決心した松下政経塾での話や、大学時代にヘビメタバンドのドラムを担当していたことなど、自身のルーツにまつわる話を語ってもらった。物価高で疲弊する多くの国民の救世主として、そして奈良で亡くなった安部元首相の遺志を継ぐ者として、大いに期待したい。
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