
▼本紙の調査によると、全国に古紙問屋は約1,000社・1,850ヤードがある。リーマンショックや東日本大震災の影響でヤードラッシュは一旦収束したが、ここにきて再び新ヤードの開設ラッシュを迎えている。
▼今回の新ヤード開設ラッシュは大手問屋が多く、様々な背景と要因がある。①仕入競争の激化、②一元管理の増加、③国内価格のプレミアム及び輸出価格の高騰、④国内・海外製紙の新マシン稼働による調達量確保ー等。また全国的に問屋のグループ参入が増えているのは、輸出暴落や国内荷止め等へのリスクヘッジや、現在では国内建値で売るよりもプレミアムが何段階も付いている大手問屋に売る方が高い等の理由がある。
▼製紙メーカーに比べると投資額が少なく、商社に比べるとリスクが少なく、また古紙市況が上下する中でも比較的車間距離(利ざや)を取りやすい古紙問屋は、以前から経営基盤が安定していると言われている。また、市街地に多くの土地を保有していることや、商習慣として現金商売(支出は現金、入金は手形)ということも安定要因だろう。今後はグループ化や商社系・メーカー系のヤードが増えることは間違いないが、経営難で廃業するということは考えにくい。
2026年04月20日
コラム「虎視」
2012年に理文造紙・重慶工場を訪問した。重慶は霧の都と呼ばれており、標高が高く湿気があって常に霧が発生してい[...]
2026年04月13日
コラム「虎視」
静脈産業に特化したM&Aやコンサルタントを手掛けるベイニングは、森・濱田松本法律事務所と共著で「循環型社会実現[...]
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]