
▼行政回収や集団回収で雑がみを回収する自治体が増えているが、名古屋市も2月中旬から集団回収で雑がみの回収を始めた。市によると、可燃ごみ袋の中身を分析すると、紙類が30%含まれており、そのうち資源化が困難な紙類が10%、資源化できる紙類(新聞、雑誌、雑がみなど。このうち約半分が雑がみという)がまだ20%も混入。後者のリサイクルに取り組む。
▼名古屋市の平成17年度のごみ量は72万トン(家庭系と事業系の比率はおよそ6対4)。市は22年度を目標にさらに10万トンごみ量を減らし、62万トンに。同時に資源化量を38万トンから46万トンまで増やす計画を立てている。雑がみの回収はこうした数値目標を実現するための一環でもある。リサイクル先進都市の名古屋市が数値目標を立てごみ減量化を一段と進めようとしているのに対し、1人当たりのごみ量が名古屋市の2倍も排出している大阪市は減量化が大変、遅れている。名古屋市の取り組み姿勢をみていると大都市間の格差はさらに広がるだろう。
▼ちなみに市は雑がみで大きなものは雑誌と一緒にしばって出し、小さなもの(はがき、封筒、メモ用紙、トイレットペーパーやラップの芯など)は紙袋に入れて出すように指導している。
2025年10月27日
コラム「虎視」
今回は山﨑紙源センター特集。社名は「やまさきかみげんセンター」と読む。「やまさき」を「やまざき」、「かみげん」[...]
2025年10月27日
ちょっとブレイク
10月21日、衆議院の首相指名選挙で過半数を得票し、第104代首相に高市早苗氏が選出された。日本の憲政史上初め[...]
2025年10月20日
コラム「虎視」
古紙ヤードマップは先代創業者が本紙創刊時から考案していたもので、いつかは日本全国の古紙ヤードを一覧にして冊子に[...]
2025年10月13日
コラム「虎視」
10月4日に行われた自民党総裁選において、高市早苗氏が第29代総裁に選出された。15日に召集される臨時国会で第[...]