
▼中国造紙協会の昨年の紙・板紙生産量がまだ発表されていないが、予想では日本の2倍の6,000万トンに達したとみられている。05年は5,600万トンだった。同年の米国は8,263万トンで、トップの米国とはまだ大きな差がある。これが2010年には逆転し、米国を上回って世界一の生産国になるとみられている。今後4年間で2,300万トンは増える見通しで、その牽引役がナインドラゴンやリー&マンの板紙大手というわけだ。
▼すでに米国を上回るのが古紙消費量だ。05年は米国3,286万トンに対し、中国3,513万トンだった。うち半分が輸入である。この輸入がさらに伸び続けており、今年1-3月は22.3%増の二桁成長。この伸び率を昨年の輸入量に掛けると2,400万トンになる。輸入が国内消費の半分を占めるとみると、今年の消費量は4,800万トンにもなる計算だ。
▼日本の消費量が1,900万トン足らずだから、日本の2.5倍にも当たる巨大な古紙消費市場が隣接して存在するともいえよう。ただこの中国経済をバブルとみる関係者も少なくなく、2010年の上海万博が終わると反動不況が来ると予想する向きも。10年以降は先が読めないため、判断停止の状況にあるようだ。
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