2010年1月18日 オピニオン » 869号

コラム「虎視」 869号

コラム「虎視」

▼2007年9月10日の本紙のバックナンバーをみていると、「段ボール、雑誌ともにCIFトン180ドル台に。新聞を加えた三品ともに200ドルが視野に入る」と報じている。翌10月には現実のものになり、200ドル相場が現出。問屋手取りも20円台に。そしてこの高原相場は08年10月の大暴落まで続く。つまり200ドル相場は1年続き、大暴落で終止符を打ったわけだが、暴落時、200ドル相場はもはや戻らないかに思われたものだがー。

▼それが今年1月、早々と200ドル相場が蘇った。なんという回復のスピードだろう。クリスマス休暇や新年を挟んで、欧米で寒波が到来したりして回収が滞っている間に、である。ただ前回との違いは為替だ。07年~08年は米ドルが1ドル105円前後の円安だった。現在は90数円の円高。その分、問屋手取りは相殺されている(2、3円減少している)が、輸出価格が国内価格を大きく上回ってきたことは同じ。

▼冬場は古紙の非発生期だけに、春先になって発生が増えてくれば簡単に反落するという見方と、いや無い時に上がるのだから春も強いという逆の見方もできる。今年の春節(旧正月)は2月13日から1週間。中国の買いがストップするので流れが変わるか、どうか。

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top