2020年8月24日 企業動向 古紙ジャーナル記事 1390号

宮崎がアスクルから101億円の高額訴訟
古紙回収時の保険・契約の見直し必至か

火災で12日間燃え続けたアスクルの物流センター(埼玉県三芳町)©朝日新聞フォトアーカイブ

 ㈱宮崎(梅田慎吾代表取締役、本社:愛知県)に対し、事務用品通販大手のアスクル㈱が101億円を求める訴訟を起こし、業界に激震が走った。2017年2月の物流センターの火災原因を巡り、古紙を引き取っていた宮崎に損害賠償を求めたものだ。事業系段ボール古紙等の囲い込みのため、排出元への設備や人員の配置が珍しくなかったが、訴訟リスクが突如露呈した。そもそも火災の原因は?今後の裁判の行方は?訴訟リスクに備える...

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