
自治体による古紙の行政回収の入札において、混乱が生じている。ある問屋の話では、これまでは「落札するための入札」だったが、今回は「落札しないための入札」だという。辞退する問屋が相次いでいるが、誰かがやらなければならない。問屋は落札しないであろう価格を入札するが、それでも取れてしまう。このようなことが全国で起きている。
▼先月、「自治体による古紙の売払い入札で、逆有償になった事例はあるか?」という問い合わせがあった。聞くとその自治体では、現在はキロ1円で古紙の売払いを行っている。しかし引き取りなので、キロ1円でも厳しいと業者から言われており、他の自治体の事例を調査しているという。本紙の知る限り、これまで自治体による行政回収の売払い入札において、逆有償になった事例はない。
▼大阪市の行政回収による古紙売払いの再入札が3月中旬に行われた。1回目の入札では14区域中、5区域のみが成立し、9区域が不成立だった。今回の再入札では残りの9区域のうち8区域が成立した。成立単価は、キロ1円未満が2区域、キロ1円台が5区域、キロ2円台が1区域。決定済みの平均落札単価はキロ2.4円。数年前はキロ15円前後だったので、約6分の1の価格に下落した。
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]