コラム「虎視」の記事一覧

2017年10月23日 オピニオン » 1251号

コラム【虎視】1251号

コラム「虎視」

▼10月中旬、榮成紙業の湖北工場の竣工式典に招待頂いた。中国では発展著しい内陸部に生産拠点が移っているが、85万トンの設備がいきなり立ち上がるスケール感は圧巻。文字通り日本とは桁違いであった。台湾資本である同社は古紙の輸 […]

2017年10月16日 オピニオン » 1250号

コラム【虎視】1250号

コラム「虎視」

▼本紙が「2015年問題」を報道したのが、2010年3月。この問題は、2015年を境にして中国の国内古紙回収量が大幅に伸び、古紙輸入量は大幅に減少していく。その節目が2015年ということを、本紙のシミュレーション結果と共 […]

2017年10月9日 オピニオン » 1249号

コラム【虎視】1249号

コラム「虎視」

▼2002年以降、日本の古紙需給ギャップは、中国の脅威的な製紙産業の成長によって解消された。90年代から各自治体がごみ減量・リサイクル推進に取り組んだことで、古紙は必要以上に集まり、問屋は余剰問題に悩まされた。最も厳しか […]

2017年10月2日 オピニオン » 1247号

コラム【虎視】1248号

コラム「虎視」

▼中国の国内古紙が、いわば狂乱相場の様相を呈している。九月に段ボール古紙が二千八百元／トン台（＝四十七円／キロ前後）を付け昨年の約二倍まで跳ね上がった。中国政府に輸入ライセンス枠を絞られた製紙メーカーが国内品へ殺到したた […]

2017年9月25日 オピニオン » 1247号

コラム【虎視】1247号

コラム「虎視」

▼中国は今春からナショナルソードと呼ばれる環境政策を開始。各廃棄物の輸入規制の他に、各工場の環境基準の遵守や、ガソリン車の制限にも着手しようとしている。いよいよ中国が本気で環境対策に乗り出した訳だが、この政策に大きな影響 […]

2017年9月18日 オピニオン » 1246号

コラム【虎視】1246号

コラム「虎視」

▼中国の再生資源の輸入停滞で古紙以上に深刻なのが廃プラだ。古紙は日本で回収された量の約2割が輸出されるが、廃プラはその8割が輸出に回る。しかも中国向けが香港ルートを含めて9割と、依存度も高い。中国リスクから、輸出が止まる […]

2017年9月11日 オピニオン » 1245号

コラム【虎視】1245号

コラム「虎視」

▼中国による環境規制の影響で古紙輸出の停滞が続く。そんな中、8月末にＡＣＮ（アメリカチュンナム）のテレサ社長が来日。同社は、世界中から年間930万トンの古紙をナインドラゴンに供給する世界最大の買付商社。日本でも2007年 […]

2017年9月4日 オピニオン » 1244号

コラム【虎視】1244号

コラム「虎視」

▼2015年末、中国の山東省濱洲市にある龍福社を訪問した。この24万坪の広大な工場では、世界各国から輸入した年間約20万トンの廃ＰＥＴボトルを原料として、付加価値の高い長繊維の製品を生産している。具体的には、毛布・絨毯・ […]

2017年8月28日 オピニオン » 1243号

コラム【虎視】1243号

コラム「虎視」

▼中国に「上有政策、下有対策」ということわざがある。国の政策があれば、民衆が巧みに対策を打つという意で、転じて「抜け道を考え出す」との意味が今では一般的となった。今回の再生資源の輸入規制も、果たして抜け道があるのか。すで […]

2017年7月10日 オピニオン » 1237号

コラム【虎視】1237号

コラム「虎視」

▼本紙が古紙問屋の納税順位一覧の公表を開始したのは、二〇〇四年から。当時は納税額が公表され、売上をそこから推測することができた。しかし〇六年に個人情報保護法が施行されて以降、古紙問屋の売上・利益は、ベールに包まれることに […]

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