
概ね売上10億円以上の古紙問屋を対象に業況調査アンケートを実施したが、回答率は3割強にとどまった。経営状況の公開に抵抗感を持つ問屋は少なくないようだ。有価物である古紙は市況による売上の浮き沈みが激しく、価格交渉時に予断を与えることを避けるためか。一方、情報開示に比較的オープンなのが産廃業者だ。不法投棄防止の観点から報告・公表が求められ、経営の健全性は顧客獲得にも直結するからである。
▼古紙と廃棄物を比較すると、同業者や取引先との向き合い方にも違いがみられる。古紙は相場が売上に直結するため、同業他社の動向が常に気になり、連携を深めると同時に疑心暗鬼にも陥りやすい。対して廃棄物は排出元と処理費を相対で決めるため、同業者の動きよりもサービスの質が問われる。結果的に顧客の満足度につながることも多い。
▼「量より質」の時代と言われるが、再生原料においてはやはり物量がモノを言う。一部の大手問屋と他の問屋との販売価格の差が広がりつつあるのが現実である。製紙メーカーは分散調達を望みながら、供給力が細ってくる場面では大手問屋に頼らざるを得ない。こうした価格差と供給力の格差が避けがたい事態となって、問屋の淘汰再編を一層加速させている。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]