
▼今から16年前の平成4年秋、レンゴー金津工場が20年近くにわたって使用してきた紙管古紙の使用を中止した。狙いはコルゲーターの生産性向上と中芯原紙の品質アップだった。同工場の使用量は月間800トンで、内訳は製紙用紙管が6割、繊維用紙管その他が4割。当時としてはダントツの使用量だっただけに影響が大きく、紙管のごみ化と無償化(商品価値が乏しくてタダ)が進んだ。
▼使用済み紙管は大別すると①ごみとして焼却処理②再生紙管としてリユーズ(再利用)③紙管古紙としてリサイクルーがある。トイレットペーパーや家庭用ラップの芯などは小型でもあるためほとんどが廃棄。②と③は産業用に使用されている紙管で大型のものが多く、これがリユーズやリサイクルされている。
▼この紙管の回収率は不明だが、安田紙業の再生紙管工場を見学させてもらったのを契機に回収率は50%かと報道したところ、あるメーカーから50%どころか80%という指摘をいただいた。一時は紙管原紙メーカーだけがリサイクルの輪を絶たないため紙管古紙を使用していたが、近年は①段原紙メーカーが使用を再開②輸出の増加ーでニーズが増え、集めれば売れることから回収率が大幅に向上しているようだ。
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