前回に続いてコロナ隔離生活の話を。1月9日18時にコロナの陽性反応が出て、直ぐに奈良市保健所から電話。現在の症状や濃厚接触者の有無を確認。ホテル隔離は家族も一緒の可能性があるので、家族のPCR検査が出てから。翌日の10日午前中にPCR検査キットを配達され、午後に回収。全員の結果が出たのが11日の昼だった。家族は全員陰性だったので、自分1人でのホテル隔離が決まる。
11日の17時にJR奈良駅近くのビジネスホテルに到着する。警備員が誘導して正面入口が開くが、全ての壁にシートが貼られ、感染対策がされていた。入口を進むとエレベーター前に看護士の姿が。「ビニール袋に体温計・酸素濃度計・部屋の鍵が入っていますので、その番号の部屋に入ってください」と言われる。
毎日、朝9時と夜18時に、看護士から電話が入る。体温と酸素濃度、咳や痰、喉の痛み、息苦しさ、頭痛、腹痛の有無、匂いはするか、味はするか等、毎回細かく聞かれ、現在の症状を確かめられる。
ホテルでは、朝昼晩の3食が提供される。館内放送で「朝食の用意が出来ましたので、エレベーター前に部屋番号の弁当を取りに来てください」と流れると取りに行く。飲み物と備品は必要な分を持っていく。
最も困ったことは2点。弁当が毎食、脂物でぎっしりだったこと、ごみを出せないことだ。ごみは大きめのボックスが2個配備されているが、滞在期間に2回しか出せない。弁当の脂物には毎回辟易した。もっと食事にも配慮が欲しい。狭い部屋から出れず、誰にも会えない生活は、やはりかなりのストレスを感じた。
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