回収・消費の記事一覧

2020年7月27日 市場データ » 1387号

【古紙需給】
5月の回収率は94.7％に
下半期は古紙回収量が激減か

　今年5月は、コロナ禍により、製紙・古紙業界においても異例尽くしの状況となった。今年5月に限れば、①紙生産と板紙生産が初めて逆転、②段原紙の在庫量が過去最高、③古紙回収率が94.7％を記録、④古紙利用率が68.7％を記録 […]

2020年7月6日 市場データ » 1384号

【古紙問屋の仕入れ販売】
国内需要減・発生減響く、仕入れ上昇に警戒感

　国内メーカーが7月、古紙発注量を大幅にカットする。段原紙・白板紙の生産に急ブレーキがかかり、古紙消費も落ち込んでいるためだ。メーカーや地域にもよるが、段ボールで1～2割、雑誌で1～3割程度、前月より減らす。段原紙は在庫 […]

2020年6月8日 市場データ » 1380号

【製紙メーカーの古紙消費推移】
段ボール古紙が牽引、消費量の54％
洋紙需要減で、全体消費は縮小トレンド続く

　過去20年間の国内古紙消費量の変遷を振り返ってみたい。2000年台は洋紙向けのＤＩＰ需要で底上げが進んだが、リーマン・ショックで再び以前の水準に戻った。2010年台は横ばいながら、段ボール原紙向け需要が下支えしてきた。 […]

2020年6月8日 市場データ 関連業界 » 1380号

【全原連】
雑誌の問屋在庫増加
製紙連へ申し入れ

　去る5月19日、全原連（全国製紙原料商工組合連合会・栗原理事長）は日本製紙連合会に対して、「雑誌古紙の利用増に係るお願い」を申し入れた。全原連では、全国8地域組合の古紙在庫量のデータをまとめている。それによると、雑誌古 […]

2020年5月18日 企業動向 » 1377号

【古紙ヤード】
全国の古紙ヤード数は1996ヵ所
最多は埼玉県、1ヤード平均826トン

　本紙では、「古紙ヤード」を大型ベーラー（プレス機・梱包機とも呼ばれる）が設置された回収基地と定義している。最近では5年ごとに古紙ヤードの全国調査を行い、古紙ヤードマップとして発刊している。今回の調査では、前回に比べて1 […]

2020年5月18日 市場データ » 1377号

【逆有償回収】
逆有償回収の拡がり、契約どう変わる
産廃業者の逆有償、認めぬ自治体も

　市況低迷を受けて、全国的に排出先からの逆有償回収が急速に拡がった。収集に係る経費が現在の古紙の売価では賄えなくなったためだ。国内メーカーは基準価格を残すものの、輸出価格との平均売価は大きく下がり、仕入れ相場も連動し下が […]

2020年4月27日 市場データ » 1375号

【雑がみ】
内外の販売不振で需給軟化
関東商組で回収取り止めの方針も

　2000年以降、行政回収の普及とともに、広がった雑がみ回収。家庭から自治体の行政回収か集団回収において、「雑誌・雑がみ」のカテゴリーで収集しているケースが多い。3月の発生期を経て、問屋在庫が急増。内外で販売不振に陥って […]

2020年4月13日 古紙ジャーナル記事 »  1373号

【緊急事態宣言の発令で】
７都府県の製紙工場は平常通り生産
古紙は中国向けで一時混乱も、ＣＣＩＣは業務継続

　新型コロナウィルスの感染拡大で、緊急事態宣言が発令されたことを受け、製紙・古紙業界への影響と対応を探った。諸外国で実施されたロックダウン（都市封鎖）とは違い、日本の場合はあくまで要請ベースであり、強制力はない。大半の企 […]

2020年3月30日 市場データ 海外動向 » 1371号

【2018年の世界主要国の古紙、紙・板紙需給】
古紙の消費は減り、回収が増加

　2018年の世界主要国の古紙需給及び紙・板紙需給を掲載する。ＲＩＳＩアニュアルレビューをもとに古紙再生促進センターが主要国の動向をまとめた。 　まず世界全体の紙・板紙生産量と消費量はともに減少。生産量は4億1972万ト […]

2020年3月16日 市場データ »  1369号

【横浜市】
集団回収で最大の業者が3月末に大幅撤退
市況低迷で民間主体の回収システムが岐路

　横浜市で集団回収を担っている最大の回収業者が、4月から広い範囲で撤退する。昨年末にも回収業者3社の撤退で混乱が生じたが、今回は月間約650トンの回収量に相当するエリアが対象で、再び波紋が広がりそうだ。撤退する地区では、 […]

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