【関東商組】
台湾・マレーシア向けに定期輸出
行き詰まる中国向け、代替国を模索

東京港の大井コンテナターミナル

 関東製紙原料直納商工組合(大久保信隆理事長)が、古紙余剰対策を実施する。従来、取り組んできた共販輸出事業(毎月の商社見積り)とは別に、一定量を海外に出荷する定期輸出事業を開始した。中国の規制強化から需給軟化は長期化・深刻化しそうな気配がある。  関東商組32社の在庫統計によると、今年8月末の古紙在庫は57,000トンと昨年同月の約2倍。5月以降、在庫量は5万トン超の水準が4カ月連続で続き、危険...

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