古紙ジャーナル記事の記事一覧

2024年7月8日 市場データ »  1581号

【製紙・古紙需給】
製紙・古紙ともに輸出増
洋紙の生産減が顕著

　2024年1～5月の紙・板紙生産量は898万トンで、対前年比4.4％減。22年→23年の生産量は通年で7％減だったので、昨年より減少率は低くなっているものの、アフターコロナ以後は依然として減少が続いている。また1～5月 […]

2024年7月8日 古紙価格・製品市況 »  1581号

【家庭紙】
再生ロール、初の300円台（税抜価格）
上物古紙の価格も段階的に上昇傾向

　家庭紙製品の価格が、コロナ禍前の2019年に比べて、20～25％上昇している。東京紙商家庭紙同業会（東家同）の調査によると、5月のトイレットペーパーの再生紙の価格は328～361円、大手物のパルプ品のファーストブランド […]

2024年7月1日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1580号

【古紙輸出】
ベトナム向け古紙フレート、4～10倍の価格に
コンテナが中国に集中、商社のキャンセル頻発

　7月積みの古紙輸出価格は3品ともに大幅に下落している。この要因はフレートの上昇とコンテナ不足によるもので、日本からベトナム向けのフレートは、今4月に比べて主要港で4～6倍、地方港では4～10倍の価格に跳ね上がっている。 […]

2024年7月1日 インタビュー » 1580号

【日本再生資源事業協同組合連合会　飯田俊夫会長】
「廃掃法の統一見解を周知、ヤード条例も」

　去る6月15日、日本再生資源事業協同組合連合会（日資連）の第52回全国大会がホテル日航奈良で盛大に開催された。日資連の飯田俊夫会長は2014年から会長を務めており、再任して6期目に入る。 飯田会長・挨拶主旨（一部、日資 […]

2024年7月1日 企業動向 1580号

【国内向け古紙の物流費】
概ね20％引き上げが浸透
2000年代以降では初めて

　製紙メーカーに古紙を納入する際の物流費の値上げがおおむね浸透した。値上げ幅は15～40％と幅があるものの、20％前後アップが中心帯となっている。距離や地域などの前提条件によっても上げ幅が異なる。 　もともと古紙の物流費 […]

2024年7月1日 企業動向 » 1580号

【レンゴー】
環境投資に700億円、エネ転に注力
GHG削減や古紙利用率の目標も改定

　レンゴーは2030年度に向けた環境目標「エコチャレンジ2030」の指標を見直した。同時に今後の環境投資額を引き上げ、概算で700億円を見込む。従来は2021年8月に公表した350億円だったので、さらに350億円を上乗せ […]

2024年6月24日 企業動向 市場データ »  1579号

【2030年・2040年予測】
2030年は紙・板紙消費18％減、古紙22％減
新聞用紙と印刷・情報用紙は6年後に約4割減

　大阪府紙料協・須田理事長の挨拶（3面に掲載）の中で、製紙・古紙業界の近未来予測が出てきたので、本紙でも改めて予測を行った。紙・板紙予測では、直近の品種別国内消費量に、5年または10年の平均成長率を掛けたものを算出。また […]

2024年6月24日 インタビュー »  1579号

【総会語録】

「将来的に家庭紙・白板紙原料が枯渇する」 大阪府紙料協同組合　懇親会より 大阪府紙料協同組合 　須田 充訓 理事長 (㈱須田商店 代表取締役)   　私どもの紙産業は、2023年のアフターコロナの数字にかなり注 […]

2024年6月24日 古紙価格・製品市況 市場データ 関連業界 »  1579号

【古紙輸出価格】
米欧日ともに弱含み
【古布輸出価格】
フレート価格急上昇

　米国のOCC（＃12・選別段ボール古紙）の輸出価格は混沌としている。東南アジア向けは230～235ドルだが、更に10ドル下がるという話もある。インド向けは250～255ドル。業者によって非常に価格差が大きい状況となって […]

2024年6月17日 市場データ 海外動向 »  1578号

【アジアの古紙輸入】
8ヵ国の輸入計が対前年比26％増加
今後は古紙輸出国の供給不足が課題

　2023年のアジア各国の古紙輸入量を調査した。アジア8ヵ国の古紙輸入量計は、対前年比26％となり、旺盛なアジア諸国の古紙需要を示している。アジアの古紙需給における全体像と、各国の状況を紹介したい。 　昨年まではアジア8 […]

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