昨年10月中旬にタイの大手製紙メーカー、サイアム・クラフト・グループ(SCG)を訪問した。プミポン国王が崩御した直後であったが、経済活動はおおむね平常どおりで、同社の本社ビルや段原紙工場、古紙ヤードを訪問することができた。ASEANにおける段原紙分野のトップメーカーであるSCGの動向から、今後のアジアの古紙需要の1端を捉えてみたい。なお、今回のタイ訪問取材は、日本の輸出商社である㈱JOP(東京都中...
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