市場データの記事一覧

2020年11月9日 市場データ » 1401号

【中国の古紙等輸入量】
段古紙輸入が今年最多
古紙→段原紙へ移行加速

　中国における1～9月の古紙・古紙パルプ・段原紙の輸入量の実績をまとめた。古紙は448万トンで前年比45％減、古紙パルプは135万トンで同151％増、段原紙は548万トンで同123％増。既に段原紙の輸入量が古紙を上回って […]

2020年10月12日 市場データ » 1397号

【8月の古紙輸出量】中国向け増加、過半超える

©shutterstock

　8月の古紙輸出量は28万3622トンで、対前年比5.5％増。今年6～7月は対前年比で減少していたので、5月以来の増加となった。輸出価格の上昇とリンクする形で中国向け輸出量が増加しており、8月は14万5000トンで全体の […]

2020年10月12日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1397号

【中国市場】
国慶節明けの価格に注目
日本品がシップバックに

　今年の中国の国慶節は10月1日～8日の8日間。この間は中国製紙メーカーのオーダーは一休み。よって中国向け古紙輸出価格は変動がない。国慶節前の日本品のオファーは、ＯＣＣが175ドル。ＯＮＰが245ドル。ＯＭＧは205ドル […]

2020年10月12日 市場データ » 1397号

【８月の中国輸入量】
古紙輸入量は48万トンに留まる
古紙パルプ・段原紙は46～47％増

　8月の中国の各統計が出揃ったので紹介したい。予想に反して古紙輸入量は低調なまま推移している。古紙の輸入量計は48万トンで、対前年比46.9％減。古紙輸入量のうち85％を段ボール古紙が占めている。1～8月累計では計383 […]

2020年10月5日 企業動向 市場データ »  1396号

【福岡市】
今10月から事業系古紙の焼却場への搬入を禁止
福岡市リサイクルベースが受け皿となり資源化

　今年10月から福岡市の焼却場で事業系古紙の搬入を禁止し、リサイクルを義務化する。これに先駆けて2018年5月、一廃業者及び古紙問屋が出資した福岡市リサイクルベースを開設。事業系古紙を選別して資源化を行う施設として稼働し […]

2020年10月5日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1396号

【問屋の仕入れ価格】仕入相場、反転して上昇
【段ボール原紙輸出】８月単月で最多更新

　古紙問屋の仕入れ競争が過熱している。輸出市況が回復し、発生が減り続けていることが主な理由だ。10月上旬時点の輸出市況は昨年同期に比べて、ＯＣＣ（段ボール）で8円/キロ、ＯＮＰ（新聞）で10.25円／キロ、ＯＭＧ（雑誌） […]

2020年9月28日 市場データ »  1395号

【中国古紙輸入】
71万㌧のライセンス発行
大手3社で6割占める

　去る9月17日、中国の第12回古紙輸入ライセンスが発表された。今回は大手メーカーを中心に20社32工場を対象として、計71万850トンのライセンスが発行された。ＲＩＳＩによると、9月中にもう1回、今度は中小メーカー向け […]

2020年9月21日 市場データ 海外動向 »  1394号

【中国の輸入量】
段原紙の輸入が急増中で古紙上回る
古紙パルプも初の100万トン超え

　今年7月の中国の古紙パルプの輸入量は17万646トンで前年同月比81％増、1～7月累計では106万7860トンで前年同期比2.1倍となった。初の100万トン超えとなり、通年では、180万～190万トンとなりそうだ。国別 […]

2020年9月21日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1394号

【中国経済・古紙市況】
小売消費が回復、ＯＣＣはやや軟化

　中国の国家統計局は、8月の小売業消費額が対前年比で0.5％増加したと発表した。月別消費が対前年を上回るのは昨年12月以来で、今年では初。コロナ禍で消費が減少していたが、消費が回復したことを表している。 　1～8月の中国 […]

2020年9月14日 市場データ 1393号

【上半期 製紙・古紙需給】
紙・板紙消費は10.６％減
回収率・利用率は過去最高

回収量は昨年並みの減少か 　今年上半期（1～6月）の古紙回収量は949万6000トンで、対前年比では3.7％減となった。昨年は前年から4.3％減少したが、今年はコロナ禍の中で回収減が昨年よりは少しだけマシという状況。しか […]

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