古紙価格・製品市況の記事一覧

2021年12月20日 古紙価格・製品市況 » 1456号

【古紙輸出市況】
海上運賃、再び急上昇
輸出手取り21円まで下落

　12月に入り、海上運賃（フレート）が再び急上昇している。仕向地にもよるが、今月だけでコンテナあたり200～400ドル上がり、古紙が積み荷の場合、キロ２円ほどのコスト増となる。フレートは今年２～3月頃がピークだったが、再 […]

2021年12月20日 古紙価格・製品市況 » 1456号

【古布・古着市況】

　11月に古布・古着市況を修正したところ、「上昇基調は確かだが情報に偏りがある」、「あまりに性急に上げ過ぎ」などと複数のご指摘を頂いた。前月分の修正も含めて、12月の首都圏は仕入が「4～6円」、販売が「6～11円」とした […]

2021年12月13日 古紙価格・製品市況 » 1455号

【製品値上げ】
薄まる古紙との連動性
沈黙貫く王子ＨＤ

　前号で取り上げたように、レンゴーが2月から段原紙を10円値上げするにあたり、コスト要因として具体的に古紙について言及しなかった。段原紙価格と古紙価格の連動性は弱まっている。18年10月の値上げ時も同社は値上げ要因の一つ […]

2021年12月6日 古紙価格・製品市況 »  1454号

【段原紙値上げ】
レンゴーが来年2月から㌔10円値上げ
原紙在庫最多の中、古紙要因は明言せず

　レンゴーが11月30日、段ボール原紙と段ボール製品の価格改定を発表した。期日は来年2月1日出荷分から。値上げ幅は段ボール原紙については現行価格のキロ10円以上、段ボール製品は原紙価格ならびにエネルギーコスト、補助材料、 […]

2021年12月6日 古紙価格・製品市況 1454号

【古紙輸出価格】
米欧日OCC、下落止まらず 新聞・雑誌は堅調

　古紙輸出価格の下落が続いている。9月下旬から下がり始め、10月の国慶節明けにやや持ち直したかに見えたが、11月に再び下落。12月も弱含みの価格帯が続いている。中国は古紙輸入国ではないが、一大消費地として大きな影響力を持 […]

2021年11月22日 古紙価格・製品市況 »  1452号

【原燃料価格】
古紙19％、パルプ45％、チップ6％上昇(対昨年同期比)
燃料価格はいずれも2倍～4倍超で利益圧迫

　各国内製紙メーカーは、来年1月から印刷・情報用紙の15％以上の値上げを発表した。今年に入ってから原燃料価格が軒並み上昇しており、製品価格の値上げせざるを得ない状況が続く。先週号で報じたように、今後は段ボール原紙価格の値 […]

2021年11月22日 古紙価格・製品市況 »  1452号

【洋紙市況】
製品値上げ、足並み揃わず？！
需要減下で紙離れに拍車も

　製紙メーカー各社が11月に入り、相次ぎ製品値上げを発表した。日本製紙が4日に口火を切り、9日に大王製紙、12日に三菱製紙と丸住製紙が動いた（※19日に中越パルプ工業も追随した）。対象品種は印刷用紙と情報用紙が共通する。 […]

2021年11月15日 古紙価格・製品市況 1451号

【段原紙市況の見通し】
来春の観測も原紙値上げに慎重姿勢
今後の古紙市況や段原紙需要が焦点に

　洋紙メーカーが製品値上げを発表したことで、板紙分野でも値上げの可能性が本格的に議論・検討され始めた。段ボール原紙は前回の値上げから3年が経過している。最大のコスト要因である古紙は輸出市況が20円台半ばで高止まりし、需給 […]

2021年11月15日 古紙価格・製品市況 »  1451号

【古紙国際市況】
各国ＯＣＣ15～30ドル下落
中国段原紙は45ドル上昇

米国古紙 　米国ＯＣＣ（＃12）の東南アジア向けは、295～315ドルとなり、前月からは20ドル下落した。しかし依然として320―330ドルという高値も存在している。この高値はプレミア価格や契約残の価格。依然として弱含み […]

2021年11月8日 古紙価格・製品市況 » 1450号

【製紙メーカーの原燃料コスト】
石炭価格の高騰でコスト増
脱炭素移行期の負担も大きく

　製紙メーカー各社が、カーボンニュートラルに向けた排出削減の目標やエネルギー転換の方針を打ち出している。レンゴーは9月に今後3年間で関連費で350億円投資すると発表。王子ＨＤの矢嶋進会長も10月末、他紙インタビューの中で […]

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