海外動向の記事一覧

2023年1月23日 企業動向 市場データ 海外動向 »  1509号

【中国の段原紙需要】
関税率0％に引き下げも
需要減で大手が一斉減産

　中国政府は昨年12月15日、954品目の商品に対して関税率を引き下げると発表。この中に紙パルプ製品67品目も含まれ、2023年1月1日より適用された。中国は輸入関税をカットすることで主に資源供給量を増やし、サプライチェ […]

2023年1月9日 海外動向 » 1507号

【中国】
爆発的なコロナ感染増
原料安・製品安続く

　中国の各地でコロナ感染が爆発的に増加しており、大混乱が続いている。中国の国家衛生局は、22年12月25日、これまで毎日発表していた新型コロナウイルスの新規感染者数と死者数の発表を取り止めた。ロイター通信によると、1日当 […]

2023年1月2日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1506号

【輸出供給国】
古紙輸出比率100％は4ヵ国
トップ25ヵ国中15ヵ国は欧州勢

　十年一昔とよく言われるが、古紙業界は五年一昔と言っても良いくらい、近年は需給状況が大きく変化している。5年前の17年10月に、世界各国の輸出比率についてランキングを出した。当時は中国のMIX古紙禁輸直前で、輸出比率が高 […]

2022年12月19日 海外動向 関連業界 » 1505号

【ホン・スーン・ハン】
現在の3～4倍の調達目標
高値ではキロ60円台も出現

　マレーシアの大手古着業者であるホン・スーン・ハンのナイ社長が12月上旬に来日し、本紙と面談する機会を得た。同国では2020年の5～7月の約3ヵ月、コロナ禍でロックダウンを発動し、この影響で同社の選別工場も一時操業休止に […]

2022年12月5日 市場データ 海外動向 »  1503号

【段原紙需給】
12年から19年の段原紙生産は欧州が最大の増加率
国別ではベトナムが最大増加率、増加量では中国

　世界各国で段原紙設備の増産ラッシュが続いているが、どの地域・どの国で増産が活発か、どの国が輸出国・輸入国かを調査した。データ元はRISIの世界統計。12年から19年にかけての段原紙生産量の増加率では、欧州がアジアを上回 […]

2022年11月28日 企業動向 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1502号

【中国】
昨年の段原紙生産は14％増(対前年比)・消費は同10％増
段原紙輸入はラオス、古紙パルプ輸入はタイが牽引

　中国は古紙輸入を禁止した21年以降、深刻な原料不足に陥っている。その原料不足を補っているのが、製品及び半製品としての輸入である。段原紙・パルプ・古紙パルプの輸入を増やす一方で、段原紙生産・パルプ生産を急ピッチで増加。ま […]

2022年11月21日 海外動向 » 1501号

【中国回想 その6】
重慶まで水路で輸入古紙を運搬
直営ヤードで国内古紙大半を賄う

　しばらく期間が空いていたが、中国回想シリーズの第6回。古紙業界にとって中国は過去の物になった感があるが、温故知新でどんな過去からも学びがある。今回は12年に訪問した中国・重慶と成都を回想する。 　重慶は97年に四川省か […]

2022年11月14日 海外動向 輸入規制 » 1500号

【EU欧州委員会】
2024年からの廃棄物輸送規制で
東南アジア諸国が古紙不足に?!

　今年9月にタイで開催されたASEAN紙パルプ産業会議。中国・台湾を除く8ヵ国が参加し、コロナ禍やカーボンニュートラル、サステナビリティなどへの対応について、各国の紙パルプ業界の団体から報告があった。この中でベトナムやイ […]

2022年10月31日 企業動向 海外動向 » 1489号

【中国】
大手3社とも増収・利益率減
玖龍は795万トン増設計画

　中国の最近の製紙・古紙関連のトピックスを紹介したい。 大手3社の売上比較 　中国の大手3社の21年度の売上・利益が出揃った。玖龍・理文の2社は増収減益、山鷹は増収増益となっているが、3社ともに共通するのは利益率が前年よ […]

2022年10月31日 海外動向 »  1498号

【古紙輸出価格】
米OCC、3ヵ月で半値
日本品は円安で緩和

　古紙の国際市況はまだ下げ止まらない。先週号で報道したように、既に米国内ではMIXの価格が逆有償化した。下げ基調の時は低グレードの古紙が先行して下落し、その後にグレードが高い古紙が後追いする傾向がある。今回は、MIXは米 […]

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