古紙問屋の記事一覧

2025年1月13日 企業動向 市場データ »  1606号

【古紙問屋のM&A】
昨年はM&Aが9件で過去最多に
本格的な淘汰再編時代が到来か

　古紙業界のM&Aは、過去10年間は年間4件程度で推移していたが、24年は9件まで急増。まさにM&Aラッシュの年となった。同時に廃業やヤードの閉鎖も相次いだ。古紙の発生減を背景に、本格的な古紙問屋の淘 […]

2024年12月23日 インタビュー 企業動向 »  1604号

【田中商会】
古紙・金属ともに月間5000トンを扱う
20年に玉島工場を開設して事業領域を拡大

　岡山県倉敷市に本社工場を構える㈱田中商会（岡山県倉敷市中島1395）を訪問した。同社は創業124年目の老舗問屋で、鉄スクラップと古紙を二本柱として、どちらも月間5000トンを扱っている。2020年に新たに玉島工場を開設 […]

2024年12月16日 インタビュー 企業動向 »  1603号

【共益赤染ホールディングス】
古紙と廃棄物の中間処理機能を併設の新工場
設備増強の余地残し、昨年10月に稼働を開始

　関東の老舗古紙問屋である共益商会（本社：東京都品川区）が、2023年10月に開設した町田工場を訪問した。同社は15年前から積極的にM&Aを進めており、永野紙興をグループ化したことで廃棄物にも事業領域を拡大。今 […]

2024年12月9日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1602号

【古紙国内価格】
輸出急落で調整局面か
一部で段ボールと雑誌が逆転も

　12月の国内古紙市況は、品種によっては高値を是正する局面となっている。①板紙が10～12月の需要期のヤマ場を越えたこと、②フレート上昇などを受け、段ボール古紙を中心に輸出価格が下落したことが主な要因だ。段ボール古紙の輸 […]

2024年12月2日 企業動向 海外動向 »  1601号

【マレーシア古紙ヤード】
マレーシアの中華系古紙ヤード2社を視察
仕入・販売価格の車間距離(利幅)は対照的

　11年ぶりにマレーシアを訪問して現地の古紙ヤード2ヵ所を訪問した。訪問した2ヵ所はUSJペーパーリサイクラーズとYMペーパーで、どちらも中華系古紙ヤード。近年は中国製紙メーカーの進出により、現地ヤードも中華系が増えてい […]

2024年11月25日 インタビュー 企業動向 »  1600号

【國光 朝倉社長・兼子G 兼子社長インタビュー】
國光が兼子グループの上場計画に参画
2028年に500億円規模での株式上場目指す

　古紙業界の再編が進む中、古紙問屋どうしの大型統合が実現した。関東有数の古紙問屋である國光（東京都台東区、朝倉行彦代表取締役社長）は、兼子グループ（静岡市、兼子卓三代表取締役）が傘下に入っているファンドの下に入り、一丸と […]

2024年11月18日 企業動向 関連業界 »  1599号

【大綿】
マレーシア・ポートケラン工場で月2千トンを選別
中古衣料以外にウエス・反毛等、トータルで再資源化

　日本で最大手の古布リサイクル業者である大綿（本社・愛知県愛西市）のマレーシア工場を11年ぶりに訪問した。マレーシア工場は06年に開設し、現在では同社の基幹工場となっている。月間3500トンという圧倒的な扱い量を誇り、他 […]

2024年11月11日 インタビュー 海外動向 »  1598号

【韓国】
古紙システム調査のため関係者38名が来日
古紙品質と需給関係の改善により自給目指す

　韓国の製紙業界と古紙業界の関係者30名が10月下旬、古紙の品質向上と流通改善を目的に来日した。日本の古紙回収のシステムや政策から学び、韓国での課題解決のヒントを得る狙いがあった。また、韓国でも古紙リサイクルを推進する組 […]

2024年11月11日 古紙ジャーナル記事 » 1598号

【明和製紙原料 小六信和お別れの会】
「紙はゴミじゃない!」開催

　去る10月31日、明和製紙原料㈱代表取締役会長・小六信和お別れの会、「紙はゴミじゃない!」が開催された。檀上には古紙が置かれ、スクリーンにはTV出演や出前授業の様子が流された。 挨拶主旨 小六琢也・専務取締役 　「本日 […]

2024年11月4日 企業動向 » 1597号

【古紙ヤード】
首都圏の古紙ヤード閉鎖数は49ヵ所
都内ではおよそ半数が不動産利用に

　首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）の閉鎖ヤードを調査した。07年から24年10月末までの閉鎖数は計49ヤード。M&Aやヤード単体での売却は、今回は除外した。閉鎖理由やその後の跡地利用についても調査したので、分 […]

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