企業動向の記事一覧

　製紙メーカーが自治体と協定等を結び、地元で収集された古紙の受け入れ先となるクローズドリサイクルの例がある。海外の輸入規制が厳しくなり、古紙市況も乱高下する中で、安定的な国内リサイクルルートとして改めて注目が集まる。ただ […]

　日本製紙が紙カップのリサイクルシステムの構築に動いている。同社は紙カップ原紙を生産する最大手メーカー。ワンウェイ（使い捨て）のプラスチック容器が問題となる中、代替素材として紙カップの需要が伸びている。だが、これまで使用 […]

　板紙メーカーによる脱炭素に向けた取り組みが活発化している。レンゴーは2030年までの脱炭素目標に向け、約350億円を投資計画があることを明らかにした。今後、取組むプロジェクトとして、①石炭・重油ボイラーの燃料転換、②バ […]

　古紙問屋筋によると、王子製紙の苫小牧工場で、新聞用紙マシンから段ボール原紙用に転抄したＮ5マシンが8月からテスト抄造を始めた。本格稼働は10月頃の開始になるとみられる。　Ｎ5における製品品種は、ライナー、中芯原紙、ク […]

　平林金属㈱（本社・岡山市）の様々な取り組みを紹介する。同社は「えこ便」を2015年から展開（本紙1142号・1311号・1355号に掲載）している。えこ便とは、大規模な回収所を開設して、主に家庭から排出される資源物・有 […]

2021年8月23日企業動向 1439号

　最大手の古紙問屋である㈱宮崎（本社＝愛知県清須市、梅田慎吾代表取締役）は積極拡大路線を進める。横浜で約35億円を投じて新ヤードを予定するとともに、他に計3ヵ所の構想を持つ。既存ヤード集約など合理化目的が主だが、市場縮小 […]

2021年8月23日企業動向 1439号

　エコマット産業は2010年に設立。親会社は韓国のバランスインダストリーで、親会社及び日本にある全ての関連会社（㈱エコマット産業、㈱ＧＢＩＪＡＰＡＮ、南日本資源㈱）の代表を嚴（オム）氏が務める。最盛期には月間2万5000 […]

　紙パックのリサイクル率が低迷している。全国牛乳容器環境協議会（以下、容環協）によると、2019年度は41.4%と3年連続で減少。2005年から掲げてきたリサイクル率目標の50％が一層遠のいた。紙パック残渣の産廃処理費の […]

2021年8月9日企業動向 1438号

　愛知県東海市は、福祉施設が学乳（学校給食向け牛乳）パックの回収から破砕・洗浄までを請け負っている全国でも珍しいケースだ。障害者約60名が通所するエコラ東海では、これまで多様なリサイクル事業を手掛けてきたが、18年10月 […]

　4年ぶりにポイント制古紙回収機の設置台数の調査を行った。この4年間で、古紙市況の低迷、コロナウイルスの蔓延、古紙回収量の減少、回収コスト上昇等の影響で、ポイント制古紙回収への投資は少なくなり、撤退・閉鎖も目立ち始めた。 […]

古紙ジャーナルは古紙業界の専門紙として1992年に創刊。古紙リサイクル業界の最新ニュースやマーケット動向を日々取材し、お伝えしています。

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