2010年10月25日 古紙ジャーナル記事 907号

【行政回収】売渡し時の入札価格が各地で上昇、高値は18円超
独占禁止法の「不当高価購入」に該当する可能性も

行政回収で集めた古紙の入札による売渡しで、採算性を度外視したような高値の入札価格をつけるケースが出てきた。仕入れ相場や国内メーカーの販売価格を上回るような価格もみられ、高値競争が泥沼化している。この場合、独占禁止法における「不当高価購入」として、高値による買い占めに該当するとの見方も出てきた。全国の主要都市における入札価格の動向とともに、入札制度が抱える問題を取り上げてみたい。 約3分の1が...

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