
▼「二代目病」に陥ってないだろうか?某商社の方いわく、古紙問屋の跡継ぎに商談を持ちかけても、あれこれ理由を付けて判断を先延ばしにし、結局断られることが多いそうだ。その点、創業者の決断は早いし、揺るぎがないという。確かに事業が軌道に乗ってから入社した後継者は、難しい判断をした経験が乏しく、意思決定能力に欠けているのかも知れない。
▼そもそも古紙問屋の原点は「人がやりたがらないこと」を事業化した、逆張りの仕事だった。一見、無価値にみえる古紙を集め、資源として取引し始めたのも発想の転換であった。他人がやらないということで、常に競争優位に立てたわけだが、時代が巡り、参入者も増えてくると、逆張りだったはずが競争過多となり、収益性が低下するというジレンマに陥る。
▼業界が似たもの同士の蛸壺化し、経営者の決断力も弱ったとすると、いよいよ先行きが暗いかのようだ。しかし「やりたがらないこと」の先には必ず「困っている人」がいたはずである。この二つの視点にこそ、業界が強みとし、発展しうる要素が詰まっているのではないか。先の商社の方は市況が悪いときほど、逆張りで営業に回る。裏を返せば、困った状況に常に寄り添う姿勢を貫いているわけだ。
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]
2026年02月02日
ちょっとブレイク
うちの娘は2010年の生まれだが、この年から新たにα(アルファ)世代と呼ばれるという。10年はiPadやインス[...]