
▼連休中、米国西海岸の古紙市況(国内と輸出)を現地の担当者に聞いてみた。例えばPPW等の業界紙に出ている4月の価格は新聞80ドル~90ドル、段ボール90ドル~95ドルとある。いずれも問屋店頭、ショートトン。これらの価格は指標としては参考になるが、実勢価格を反映していないとのこと。日本で建値と実勢が違うように。
▼西海岸ではPPWよりもOBM(オフィシャルボードマーケット)という業界紙がよく参考にされているらしい。また5月の国内価格の実勢は、新聞、段ボールともにショートン105ドル~110ドルという。輸出価格は新聞がほぼ同じで、段ボールは国内より5ドル程度高い。国内と輸出価格がほぼくっついているのが現状のようだ。
▼これを円価に換算するには1.1倍(メトリックトンに換算)して為替が1ドル110円なら110を掛ける。円価では新聞、段ボールともトン1万3,000円前後、キロにして13円前後である。日本の国内価格の実勢は新聞が10円、段ボールは幅があるが関東では9円50銭。西海岸の古紙市況は新聞、段ボールともに日本より3円~3円50銭高いことになる。このため、国内の新聞の下げは内外格差を広げるので困難との判断もできよう。
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