
今年8月に古紙再生促進センターが禁忌品の啓発資料を更改。そこに次の意外な一文が入った。「B類の中には、製紙原料として利用できるようになってきているものがありますので、地域の古紙問屋又は古紙回収業者にご確認ください」と。従来は一律ルールだったのが、個別対応を認めていくスタンスへ軟化したのだ。
▼最近は禁忌品に該当するものを、積極的に原料として使うメーカーが市民権を得てきた。JPコアレックスグループは40近い自治体と提携し「ミックスペーパー」を家庭紙向けに使う。大王製紙グループでも「難処理古紙」として年間25万トンほどを板紙原料にしてきた。他社と競合せず、安価に調達できる原料として、禁忌品を戦略的な古紙原料に変えてきたわけだ。
▼またサーキュラー・エコノミー(循環型経済)を推進する中で、単に夾雑物として排除するだけでいいのか。禁忌品の中には、国内の製紙メーカーが製造している紙類も多く含まれる。昇華転写紙や感熱発泡紙ですら国内での生産実績があり、製紙業界が全く関与しないのは25品種のうち、2~3種に限られる。市場が成熟した中で、どう静脈と動脈が連携し、モノを循環させるべきか。製品展開と廃棄後の活用といった観点からの再考も迫られる。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]