海外動向の記事一覧

2024年5月20日 市場データ 海外動向 » 1574号

【2023年の中国の製紙・古紙需給】
製紙関連は生産・消費・輸入・輸出が全て増加
古紙回収量は5年連続増、古紙パルプも輸入増

　中国造紙協会による2023年の中国製紙・古紙レポートが発表されたので、検証したい。製紙関連では、生産・消費が増加。消費の方が伸びたことで、紙・板紙輸入も大幅に増加した。古紙回収量は5年連続増加し、古紙パルプの輸入量も過 […]

2024年5月20日 海外動向 » 1574号

【中国回想 その12】
14年に南京のタテバを訪問
新聞販売店をヒントに開設

　2014年に国際紙パルプ商事のアテンドにより、中国江蘇省にある中国造紙協会の本部を訪問。その後ヤードやタテバを案内してもらった。今回はその中で新聞販売店風の回収タテバを取り上げたい。 　中国造紙協会の会長や役員方と面会 […]

2024年4月29日 市場データ 海外動向 »  1572号

【米国製紙需給】
紙・板紙生産量が2年連続で減少
(段原紙生産は300万トン減)
1人当り段原紙消費量は韓国が97キロでトップ

　23年の米国の製紙需給を、中国・日本・韓国の状況と比較する。米国の紙・板紙生産量は2年連続で減少しており、段原紙生産量はこの2年で300万トン減少した。品種別1人当り消費量で各国の特徴にも触れたい。 23年の米国の製紙 […]

2024年4月22日 市場データ 海外動向 »  1571号

【米国古紙需給】
輸出減の中でタイ・マレーシア向けは増加
新聞古紙回収量・輸出量はピーク比9割減

　2回にわたって米国の古紙・製紙需給動向を特集する。今号ではまず古紙需給から。23年の米国の古紙回収量・輸出量は2年連続で減少した。古紙輸出供給力は年々減少しており、23年の古紙輸出量は05年以降では最少となっている。全 […]

2024年4月8日 企業動向 市場データ 海外動向 »  1569号

【米IP（インターナショナルペーパー）】
DSスミス買収提案
欧米の包装事業再編で、モンディと応酬

　世界の最大手製紙メーカーの米インターナショナルペーパー（以下、IP）は3月27日、英国の段ボールメーカーであるDSスミスの発行する全株式を取得する提案を行った。発表時の買収額は70億ポンド（＝約1兆3330億円）と、D […]

2024年4月1日 企業動向 海外動向 »  1568号

【北越コーポレーション】
江門星輝造紙（広東）、
3月末に 山鷹HDの泰盛(香港)に売却

　北越コーポレーション㈱（岸本哲夫代表取締役社長）は3月31日、連結子会社である星輝投資（中国・香港）の株式の90％を、泰盛（香港）国際（中国・香港）に譲渡した。これによって星輝投資及び江門星輝造紙（中国・広東省）は泰盛 […]

2024年3月18日 企業動向 海外動向 »  1566号

【APP】
インドネシアのオキ工場で日本専用ライン
ティッシュ輸入倍増、トイレットも攻勢へ

　家庭紙は堅調な内需に支えられるが、円安基調にも関わらず、輸入紙も増える傾向にある。日本家庭紙工業会によると、2023年の輸入量は計22万9千トンに上り、内需の11％を占めた。中でもティッシュの輸入は過去2年間で2割増の […]

2024年3月18日 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1566号

【2023年の中国段原紙・古紙パルプ輸入量】
中国の段原紙・古紙パルプ輸入量が過去最高に
段原紙はマレーシア、古紙パルプはタイが最多

　2023年の中国の段原紙輸入量は854万トンで、対前年比51.3％増となった。22年が564万トンだったので、290万トン増。これまでは20年の717万トンが輸入量のピークで、21～22年は減少していたが、23年は一転 […]

2024年3月4日 企業動向 海外動向 »  1564号

【RPF】
生産実績の減少傾向続く
火災事故が需給に大きく影響

　一般社団法人日本RPF工業会の調査によると、2022年度の固形燃料RPFの生産実績は、153万5千トンだった。前年に比べて1万トン減と2年連続で前年割れが続いている。製紙業界の消費量は、全体の7～8割を占める。本紙調査 […]

2024年1月29日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1559号

【古紙輸出市況】
米国品上昇、欧州品下落
日本品は横ばい続く

　古紙輸出価格は、地域によって異なった動きになっている。結論から言うと、米国品は上昇、欧州品は下落、日本品は横ばいという状況である。但しこれはOCC（段ボール古紙）に限った話で、ONP（新聞古紙）やOMG（雑誌古紙）は各 […]

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