製紙メーカーの記事一覧

2025年6月30日 企業動向 »  1629号

【飲料用紙パック回収システム強化検討会】
混合回収の現場の声を紹介
回収現場での更なる混乱を懸念

　意見交換会に先立って2団体の基調講演が行われた。関西ミルクロードの会に属する「尼崎パックルネット」と「碧いびわ湖」で、それぞれ障がい者の授産事業や琵琶湖のせっけん運動、山川里の自然再生活動の一環として、牛乳パックの回収 […]

2025年6月23日 企業動向 市場データ » 1628号

【製品市況】
段ボール原紙に値上げ観測
古紙価格は横ばいか軟化

　（※本記事を制作後の6月20日、王子マテリアが段ボール原紙の値上げを発表した。改めて詳報は掲載したい。） 　7月にも製紙メーカーが、段原紙の値上げに踏み切りそうだーー。そんな観測が広がっている。値上げ期日は10月出荷分 […]

2025年6月16日 企業動向 市場データ » 1627号

【製紙各社の中長期計画】
売上1兆円超えのメーカーが4社に
新領域へのシフト鮮明、構造転換も加速

　製紙業界で「売上1兆円クラブ」の拡大が現実味を帯びてきた。現在1兆円を超えるのは王子ホールディングス（HD）と日本製紙の2社だが、レンゴーと大王製紙も今後数年で1兆円突破を見据えている。5月には王子HDとレンゴーが中期 […]

2025年5月26日 企業動向 市場データ » 1624号

【製紙メーカー決算】
レンゴー売上1兆円に届かず
各社コスト増で収益悪化

　製紙メーカー大手4社の2025年3月期決算が出揃った。インバウンド需要の追い風もあるが、紙・板紙需要が減退する中、各社ともコストアップが響き、収益が悪化した。一方、海外や多角化の事業が、全体の売上増に繋がったメーカーも […]

2025年4月28日 企業動向 » 1621号

【丸住製紙】
家庭紙・パルプ・売電も断念か
5月中に破産手続きの可能性も

　丸住製紙は3月末、日本製紙連合会に退会届けを提出し、6月25日をもって退会することが分かった。退会理由は、民事再生法の適用申請に拠るものとしている。同社は3月末に印刷情報用紙と新聞用紙の洋紙事業から撤退していた。202 […]

2025年4月21日 企業動向 市場データ »  1620号

【24年の製紙メーカー別古紙消費量】
レンゴーが古紙消費量で2位に上昇
丸住の消費量は24万トンで9.7%減

（※末尾に一覧表掲載） 　24年の古紙消費量は1468万トンで、対前年比1.6%減となった。22年以来、3年連続で減少となっている。前年が6.5%減だったこともあり、減少は緩やかになっているものの、段ボール古紙以外は軒並 […]

2025年3月24日 企業動向 »  1616号

【ふるさと納税】
家庭紙製品が返礼品として人気集める
富士宮市、沼津市、富士市がトップ3に

　ふるさと納税による寄付額が、2023年度に1兆円を突破した。利用者も約1千万人を上回り、その後も過去最高のペースで伸びている。過度な返礼品競争に見直しがかかった一方で、じわじわと人気を博すのがティッシュやトイレットペー […]

2025年3月24日 企業動向 海外動向 »  1616号

【中国大手4社】
玖龍は生産世界一が間近
太陽は好調、山鷹は苦戦

　今後、中国の古紙輸入が解禁されるか否かは、原料事情と共に中国製紙メーカーの経営状況も関係すると考えられる。近年の中国の大手製紙4社の決算動向と生産量の推移をまとめた。 直近の状況 　中国大手製紙4社の直近の決算動向を見 […]

2025年3月17日 企業動向 » 1615号

【丸住製紙の債権】
古紙関連の比率は1.8％
最多は大本紙料と判明

　2月28日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した丸住製紙（愛媛県四国中央市）。東京商工リサーチ調査による債権者リストが発表されたので、古紙問屋をピックアップして紹介したい（債権額は24年11月末時点）。 　様々な問屋や […]

2025年3月10日 企業動向 » 1614号

【丸住製紙】
民事再生法の適用を申請
債権者説明会に約500名が出席

　丸住製紙が2月28日、民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクによると、負債総額は約587億7500万円とされる。2月20日に関係者へ洋紙事業からの撤退を通知して、わずか8日後の申請となった。 　家庭紙、パルプ、売 […]

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