古紙ジャーナル記事の記事一覧

2023年7月17日 市場データ » 1533号

【古紙需給】
メーカー・問屋で在庫増
需給軟化傾向が鮮明に

　製紙メーカーや古紙問屋の在庫水準が高水準で推移している。4月末の製紙メーカーの在庫は60万2千トンで、前年同月より4万5千トン多い。前月から続く60万トン台だが、22年の在庫量は平均して51万7千トンであり、60万トン […]

2023年7月17日 企業動向 » 1533号

【使用済み紙コップ】
王子HDが関西エリアで月百万個を原料化
日本製紙はJALと水平リサイクル目指す

　企業のSDGsの取り組みなどから紙コップのリサイクルが注目を集めている。王子HDは、使用済み紙コップの回収・再利用システムを新たに構築し、2023年3月より運用を始めた。関西エリアのオフィスなどに設置している自動販売機 […]

2023年7月10日 企業動向 関連業界 » 1532号

【古紙問屋の異業種進出①】
近年は太陽光パネルと遺品整理業が増加傾向
メディア業や林業、内職アウトソーシングも

　古紙問屋の異業種進出事例について調査した。かなり数が多いので2～3回に分けて紹介したい。今回は関東より以北の古紙問屋の異業種進出事例を取り上げた。鉄や古着等の兼業が多い業種は割愛している。近年は遺品整理や解体業への進出 […]

2023年7月10日 市場データ » 1532号

【5月の古紙輸出入】
雑誌が今年最多の5万トン台を記録

©shutterstock

　5月の古紙輸出量は19万8905トンで、対前年同月比3.3％増だった。5ヵ月連続での前年超えで1～5月累計では、90万734トンと対前年比8.6％増となった。一方、5月の段原紙の輸出は5万7485トンで、対前年同月比2 […]

2023年7月10日 企業動向 »  1532号

【新ヤード】
坪野谷紙業が宇都宮で譲受
共益は町田で中間処理ヤード

　今年、予定している新ヤードが新たに4ヵ所判明した。宮崎の横浜リサイクルセンターとはまだ（紙の杜）の御坊紙の杜については1504号で既報だったので、計6ヵ所となる。22年は3ヵ所だった。 　はまだ（紙の杜）は奈良県五條市 […]

2023年7月10日 企業動向 関連業界 » 1532号

【ビートルマネージメント】
粗大ごみのLINE依頼サービス開始
許可業者に限定し、全国展開も視野に

　西原商事ホールディングスグループのビートルマネージメント（福岡県北九州市、西原靖博代表取締役）は、LINEを通じて簡単に見積りと収集依頼ができる粗大ゴミ回収プラットフォーム「DUSTALK（ダストーク）」を6月1日にリ […]

2023年7月3日 企業動向 市場データ »  1531号

【業種別段ボール消費】
段ボール消費の55％を食料品（飲料含む）が占める
減少業種はその他製箱、電気・機械、卵用

　今年1～5月の段原紙生産量は対前年比7％減。国内出荷量が同2.7％減、輸出量が同33.5％減。量にすると29.7万トン減で、内訳は輸出量が15.4万トン減、国内出荷量が11万トン減、在庫調整等で3.3万トン減。この国内 […]

2023年7月3日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1531号

【古紙国際市況】
欧州古紙の価格下落止まらず
中国段原紙、昨秋から百㌦下落

　欧米日の古紙輸出市況は今年に入ってから低位安定が続いている。世界的な経済状況の回復はまだ遠く、とりわけ中国経済の回復は、紙・板紙生産や価格面から推測すると、まだ当分かかりそうな気配である。 米国古紙輸出市況 　米国OC […]

2023年7月3日 市場データ »  1531号

【製紙・古紙需給】
家庭紙生産は回復基調
生産減・回収減は変わらず

　今年5月の衛生用紙の国内出荷量は、6ヵ月ぶりにプラス成長となり、単月で対前年比13.4％となった。しかし1～5月の生産量は75.8万トンで同3.7％減。回復基調にあるものの、昨年比では生産減となっている。 　最近の衛生 […]

2023年7月3日 企業動向 »  1531号

【グリコ】五社会の段ボール共同調達に参加
【富士通】AIで流通時の段ボール破損検出

　菓子製造大手の江崎グリコが、食品・飲料大手5社による段ボール原紙の共同調達の仕組みである、いわゆる「五社会」に今年7月から参加する。同社が製造・販売する食品梱包用に使うのは段ボール箱だが、その原料段階である段原紙を共同 […]

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