
▼例年に比べて2ヵ月ほど前倒しで環境省は平成15年度のごみの排出及び処理状況をまとめた。それによると、一廃の総排出量は5,161万トンで前年度比横ばい。内訳は事業系1,695万トン(33%)、生活系3,466万トン(67%)。このうち事業系ごみの四割、家庭系ごみの二割が紙ごみとみられる。ここでの生活系にはし尿なども含まれるので、紙ごみの比率を15%とみると、前者が678万トン、後者が520万トン、合計1,198万トン。
▼一方、同年度の紙・板紙消費量は3,103万トン、古紙回収量2,076万トンだった。これは見かけの回収量で入超の段ボール箱115万トンを差し引くと実際の回収量は1,961万トン。消費量から実際の回収量を引くと1,142万トン。書籍や帳票類としてストックされる紙もあり、すべて紙ごみといえないけれど、ほぼ見合っていることになる。
▼家庭ごみの有料化は紙ごみのリサイクル促進につながるだろう。とくに西日本の大都市に拡がりつつあるのが注目される。ただ古紙の分別収集とセットになっていない。セットになれば回収が加速するのだが。東日本ではミックスペーパー(雑がみ)の分別収集が大都市にも普及してきた。
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