
2015年7月に発刊された「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、同年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に指定された。
▼これは24年に亡くなった㈱明和製紙原料の前社長である小六信和氏にスポットを当てて、紙のリサイクルの仕組みなどを子供たちに分かりやすく記した本である。毎年全国で100ヵ所以上の小中学校でリサイクル授業を行いながら、「紙はゴミじゃない!」という合言葉と共に、リサイクルの大切さ、紙1枚でも焼却炉から救いたいという熱い想いを伝えた。
▼この著者である中村文人氏が偶然、奈良に住んでいると聞いて会いに行った。中村氏は半年以上にわたって古紙リサイクル授業の取材を行い発刊した。ちなみに学校の課題図書に指定されると、全ての小学校と図書館に納入が決まる。現在、全国の小学校数は1万9千校、図書館は6千ヵ所。また生徒も購入するので、10万部以上の販売数となる。著者の中村氏に、どうしたら課題図書を発刊できるか聞いたが、「毎年数万点の中から選ばれるので、狙っても無理」だという。またこの課題図書によって小六氏に入る印税を聞いたが、「紙リサイクルが普及するならノーギャラで良い」と報酬を断ったという。
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