テレワークごみは事業系ごみ?それとも家庭ごみか?廃棄物処理法を素直に読む限り、事業系ごみであって家庭ごみと一緒に出せない。違反した場合には懲役5年以下または1000万円以下の罰金との罰則まで付く。各自治体の判断になろうが、Web上で「在宅勤務者が自宅で出すごみは、請負先の会社に引き渡すようにして下さい」とわざわざ記載する市もある。企業としてもテレワーク時のごみの取扱いまで想定していなかったのでは?!
▼ごみ量にも変化が生じている。オフィスや店舗ではテレワークや休業・時短営業を受けて、事業系ごみの排出量が大幅に減った。一方、家庭では巣ごもり消費から不燃ごみ、容リプラ、PETボトル、缶、段ボールなどの排出量が急増。緊急事態宣言を挟んで凹凸はあったものの、通年で事業系は約10%程度減り、家庭系は5%程増えている。
▼打撃を受けたのが一般廃棄物の収集業者だ。東京23区で最大手の要興業は今年上期に売上が7.9%減った。収集事業で10.3%減、リサイクル事業で37.7%減と収集減と資源相場下落のダブルパンチが効いた。通年でも17年12月の株式上場以来、初の減収を見込む。業績予想も修正し、コロナ禍の影響で今後の変動の可能性も示唆している。
2024年11月18日
コラム「虎視」
日資連は日本再生資源事業協同組合連合会の略称で、1973年のオイルショックの真っ只中に、主に専ら物の回収業者が[...]
2024年11月18日
ちょっとブレイク
サッカー日本代表の森保ジャパンが好調である。過去3年の日本代表の成績は29勝8敗5分(24年10月末時点)だが[...]
2024年11月11日
コラム「虎視」
小六会長とは全原連の新年会と総会で毎年顔を合わせていた。その会合が終わった後、いつも嘆いていた。「紙はゴミじゃ[...]
2024年11月04日
コラム「虎視」
生成AIの汎用ソフトが世に出て2年。ChatGPTはネット上の膨大なデータを解析して学習し、問題の解決策を示し[...]