廃プラスチックの記事一覧

2021年6月14日 市場データ »  1430号

【再生資源輸出】
古紙・鉄はベトナム、廃プラ・古布はマレーシアが最多
今年は全品の価格が上昇、鉄は中国需要増で更に上昇か

　過去10年の再生資源4品目（古紙・鉄スクラップ・廃プラスチック・古布）の輸出量と輸出単価推移を調べた。中国輸出時代とポスト中国時代で大きく様相が異なる。国内回帰や東南アジアへの振り替えが進む中、鉄スクラップ及び非鉄金属 […]

2021年5月31日 インタビュー »  1428号

【環境省 廃棄物規制課 山王静香課長補佐インタビュー】
バーゼル法省令改正後の廃プラ輸出を聞く

　輸出時に規制対象となる「汚れた廃プラ」の判断基準などを定めた改正バーゼル法省令が今年1月から施行された。該当するプラは事前承認が必要になり、税関での水際検査も強化されている。今年の廃プラ輸出量は半減しており、年間では4 […]

2021年4月26日 古紙ジャーナル記事 関連業界 »  1424号

【容リ協会 入札結果】
発生増で全品目で落札数量前年超え
ＰＥＴ回復も東高西低の価格差残る

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会がＨＰ上において、今年度の容リ法にもとづく再商品化事業の落札結果を公表した。対象はＰＥＴボトル、紙製容器包装、ガラスビン、プラ製容器包装の4品種。紙製容器は、内外の需要低迷から2年 […]

2021年3月15日 関連業界 » 1418号

【廃プラ】
改正バーゼル法施行で輸出量半減
細る仕向先、韓国も今年末で禁輸へ

　改正バーゼル法が施行された1月、輸出通関統計の実績によると、廃プラスチックの輸出量は前年同月比47.5％減の2万5568トンだった。品種別でみると、減少率が大きい順にポリプロピレンが70％減、その他ＰＥＴくずが62％減 […]

2021年2月22日 関連業界 »  1415号

【製品プラスチック】
２～３年後を目途に、容リプラと一括収集へ
コスト負担や再生業者の能力確保など課題山積

　プラごみを減らしリサイクルを推進するため、家庭から製品プラスチックの分別収集が広がりそうだ。新たな制度の詳細は検討中とされるが、容器包装プラスチック（容リプラ）と一括回収し、既存のリサイクルルートを活かす方向性は定まっ […]

2021年2月22日 市場データ »  1415号

【全国の自治体のリサイクル実態調査より】
容リプラは7割で回収、ごみ組成にも影響

　製品プラスチックの回収は、既存の容リプラのリサイクルルートが土台となる。全国の自治体におけるＰＥＴボトル、容リプラの分別収集の状況をみると、ＰＥＴはほぼ浸透したが、容リプラは3割で未実施だ。様々な指標をもとに、製品プラ […]

2021年1月11日 企業動向 » 1409号

【製品プラの行政回収】
15市で製品プラを単独で行政回収
処理コスト大きく、新制度に期待

　自治体がプラごみを一層削減するため、製品プラスチックを行政回収したり、独自のリサイクルの取組みを強化させている。政府も仕組みづくりに着手しており、今後容リプラと併せた収集方式を推進するとみられる。ただ、対象物の定義やリ […]

2020年7月27日 関連業界 » 1387号

【廃プラ】
バーゼル法改正で20万～30万㌧国内還流か
ＲPＦ・フラフ・油化のサーマル用途広がる

　来年から廃プラはバーゼル法改正により一定の基準を満たさないものは、相手国の同意がない限り原則輸出できなくなる。ＭＩＸ系プラやＰＥＴのプレス品など、20万～30万トンが国内に還流してきそうだ。一方で、エネルギー転換の流れ […]

2020年7月6日 関連業界 » 1384号

【廃プラ】
来年プレス品が輸出不可の方針
ＰＥＴは国内循環で行き詰まり

バーゼル法の判断基準を検討へ 　環境省主催の「廃プラスチックの輸出に係るバーゼル法該非判断基準策定のための検討会」の第1回会合が6月10日、オンラインによるＷｅｂ会議により開催された。昨年開かれたバーゼル条約の締約国会議 […]

2020年4月6日 海外動向 関連業界 »  1372号

【古布】輸出ストップで暴落、家庭内備蓄呼びかけ
輸出先の都市封鎖と原油暴落で逆風【廃プラ】

　世界中で猛威を振るう新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を受け、アジア諸国でも移動制限令やロックダウン（国境・都市封鎖）の動きが広がっている。マレーシア、インド、フィリピン向けでは日本から再生資源の輸出に影響が生じている。 […]

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