企業動向の記事一覧

2023年1月23日 企業動向 古紙価格・製品市況 市場データ »  1509号

【段古紙 段原紙】
各社生産調整で段原紙輸出が急減
段古紙需給、1年9か月ぶり緩和

　昨年11月から段原紙の輸出量が急減。それに伴って各社とも生産調整を行い、段古紙の需給が緩和している。21年4月から段古紙需給はタイトな状況が続いていたが、メーカー・問屋ともに在庫が急増。15年以降と現在の需給状況を振り […]

2023年1月23日 企業動向 市場データ 海外動向 »  1509号

【中国の段原紙需要】
関税率0％に引き下げも
需要減で大手が一斉減産

　中国政府は昨年12月15日、954品目の商品に対して関税率を引き下げると発表。この中に紙パルプ製品67品目も含まれ、2023年1月1日より適用された。中国は輸入関税をカットすることで主に資源供給量を増やし、サプライチェ […]

2023年1月23日 企業動向 1509号

【紙包装】
アサヒやサッポロ、マルチパックの紙使用量削減
包装資材コスト増で、パッケージの省包装化進む!?

　ビールメーカーがビール6缶を結束する、いわゆるマルチパックの紙使用量の削減に動いている。紙使用量やCO2排出量の削減が狙いとするが、飲料メーカーには資材コストの負担も膨らんでいる。板紙の出荷や古紙の発生にも影響しかねず […]

2023年1月16日 企業動向 »  1508号

【ナコジ】
12月末に全株を大本紙料に売却し傘下に
「社員を守るため」、老舗オーナーが決断

　関東の古紙問屋である㈱名古路紙業が昨年12月末、古紙事業である㈱ナコジの全株を大本紙料㈱に売却し、大本グループの傘下となった。名古路紙業は1907年（明治40年）創業で、社歴116年を有する老舗問屋。前オーナーの名古路 […]

2023年1月9日 インタビュー 企業動向 » 1507号

【サンウエスパ／林商店】
古紙回収手数料方式を開発・導入
引き取り回収の全逆有償化を提唱

　㈱サンウエスパ（本社・岐阜市）の原社長・梶原執行役員と共に、富山県南砺市にある㈱林商店を訪問して林社長にお話を伺った。林商店は22年2月から、サンウエスパが提唱する回収手数料方式を導入している。この回収手数料方式とは、 […]

2023年1月9日 企業動向 1507号

サンウエスパが環境大臣賞・企業部門を受賞

　サンウエスパは22年11月、環境省「第10回グッドライフアワード」において 環境大臣賞・企業部門を受賞した。受賞したタイトルは、「7ヵ月で200万倍に増殖する侵略的外来水草をバイオエタノールに。燃やすべきか飲むべきか、 […]

2023年1月2日 インタビュー 企業動向 » 1506号

【丸紅】
パルプ・チップ市況追い風、脱炭素対応にも注力
植林事業通じた排出減とクレジット創出目指す

　2022年はロシアによるウクライナ侵攻に始まり、燃料高にも見舞われ、急激な円安も進展するなど、激動の一年だった。こうした中で、総合商社の業績は軒並み好調で、過去最高益を見込むところも少なくない。先行きの見通しが難しい中 […]

2022年12月19日 企業動向 »  1505号

【製紙メーカーのエネルギー転換】
燃料コスト急増で脱石炭の動きが加速
板紙工場ではバイオマスボイラーを新増設

　急激な燃料高に見舞われる中、製紙メーカーのエネルギー転換が急務となっている。特に石炭利用比率の高い工場でのコストアップが深刻で、脱炭素に向けた環境投資を進める前に、コスト改善という観点から石炭使用量削減と石炭ボイラー停 […]

2022年12月19日 企業動向 » 1505号

【バイオマス ボイラー】
レンゴー利根川事業所で10月に本格稼働
廃棄物燃料を使用、CO2は9万トン削減へ

　レンゴー㈱が10月、利根川事業所においてバイオマスボイラー3号機を本格稼働させた。同社は2030年までに化石エネルギー起源CО2排出量を2013年度比46％削減することを掲げており、脱炭素対応を推し進める中で本格的な環 […]

2022年12月12日 企業動向 »  1504号

【新ヤード】
今年の新ヤードは過去5年で最少の3ヵ所
中商HD(本社・福島県)が東京都港区にヤード開設

　今年の新ヤードはわずか3ヵ所で、過去5年間では最少となる。ただその3ヵ所はいずれも個性が強く、話題に事欠かない。1ヵ所目は坪野谷紙業の焼津事業所。同社はこの5年間で8ヵ所目の新ヤード開設となる。2ヵ所目は12月1日にオ […]

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