2010年11月15日 古紙ジャーナル記事 910号

いわき大王の新マシン、薄物化への移行を加速か
欧州に比べて遅れる日本の外装ライナーの薄物化
大王グループの自家消費量は40万トン

日本の段ボール原紙の生産は2000年の968万トンをピークに頭打ちし、昨年はリーマンショックの影響もあって、なんと822万トン(ピーク時の146万トン減)に減少した。成熟化し、縮小均衡する段ボール原紙市場にあって、1991年に完成・稼働したレンゴー八潮工場(当時はセッツ)以来の大型マシン(年産30万トン、中芯原紙と外装ライナーを併抄)を、いわき大王製紙が導入することを決めた。今回、大王製紙グループ...

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