古布の記事一覧

2023年8月28日 市場データ 関連業界 »  1538号

【上期の古紙需給】
11年連続の回収減
禁忌品資料を改定

　古紙再生促進センターの統計によると、今年1～6月の古紙回収量は868万トンとなり、対前年比3.4％減少した。11年連続の前年割れが続いており、通年では1735万トン前後になりそうだ。回収率は81.4％と前年に比べて1. […]

2023年7月31日 インタビュー 企業動向 関連業界 »  1535号

【大綿】
国内・海外計13工場で月3千トン以上扱う
将来的に保管能力倍増、ケミカルにも対応

　日本で最大手の古布リサイクル業者である、㈱大綿（本社・愛知県愛西市北一色町東田面231番地）を訪問して、大島会長から様々な話を伺った。同社は現在、国内に8工場、海外に5工場で計13工場を構えており、月間3000～350 […]

2023年6月26日 古紙価格・製品市況 »  1530号

【国内古紙価格】
段ボール・雑誌は建値近辺
余剰感で新聞も20円台半ば

　古紙の余剰感が出ている中、国内メーカーによる古紙調達価格も軟化傾向にある。ただ、建値（基準価格）を割る水準までは下げておらず、調達姿勢に慎重さも滲む。①上昇した製品価格への影響懸念、②需要回復期に向けた供えのため、極端 […]

2023年6月5日 企業動向 市場データ 関連業界 »  1527号

【2022年度決算】
王子・レンゴー減益
日本・大王は赤字

　大手製紙メーカーの決算説明会資料が出揃ったので、2022年度（22年4月～23年3月）を総括したい。大手製紙4社は全て増収となった。うち3社は10％以上の増収で、大王製紙のみ5.5％の上げ幅に留まった。また営業利益は各 […]

2023年5月15日 関連業界 »  1524号

【エコミット】
薩摩川内市でエコベースを運営
昨年、伊藤忠商事と業務提携

　㈱ECOMMIT（本社・鹿児島県薩摩川内市、川野輝之代表取締役、以下エコミット）が運営するエコベースを取材した。同社は古着を中心に様々なリユース品の回収・販売を手掛けており、近年は様々な企業・自治体と連携している。次項 […]

2023年3月27日 海外動向 関連業界 » 1518号

【古着・古布】
インドネシアが輸入規制を強化へ
韓国が先行下げ、輸出の調整局面か

　インドネシアの地元紙が報じたところによると、ジョコウィ大統領が3月、古着の輸入規制を強化する方針を打ち出したという。自国の繊維産業を守るためであるが、同国ではもともと古着の輸入を禁止してきた。スマトラ島の主要港ではイン […]

2023年2月27日 市場データ 関連業界 »  1514号

【温室効果ガス排出量】
段原紙の排出量8～20％減
古紙流通でも総量を推計

　日本製紙連合会が2月、段原紙2品種のCO2排出量を10年ぶりに再集計し、公表した。トンあたりの排出量はライナーが681キロ、中芯原紙が480キロだった。2011年に比べそれぞれ8％減、20％減となった。燃料転換、省エネ […]

2023年2月20日 市場データ »  1513号

【再生資源輸出】
4品目共に輸出量減少・輸出価格高騰傾向
輸出量は直近2年で3～4割の減少に（古布以外）

　2年ぶりに日本の再生資源4品目（古紙・鉄スクラップ・廃プラ・古布）の輸出量と輸出価格を調べた。データ元は財務省貿易統計。4品目の近年の傾向は似ている点が多い。コロナ禍で経済的に混乱した20年から22年までの傾向では、4 […]

2023年1月30日 古紙価格・製品市況 関連業界 » 1510号

【段ボール古紙】
中国の関税撤廃で価格反発
米国の豪雨被害で供給不足に

　今年の中国の春節は1月21日～27日までの7連休。この10年間で春節が1月の場合が5回、2月が5回と半々だが、時期としては最も早い。 　既報のように、中国は今年1月から紙・板紙製品の関税の撤廃を決めて、実行に移している […]

2022年12月19日 海外動向 関連業界 » 1505号

【ホン・スーン・ハン】
現在の3～4倍の調達目標
高値ではキロ60円台も出現

　マレーシアの大手古着業者であるホン・スーン・ハンのナイ社長が12月上旬に来日し、本紙と面談する機会を得た。同国では2020年の5～7月の約3ヵ月、コロナ禍でロックダウンを発動し、この影響で同社の選別工場も一時操業休止に […]

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