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古紙輸出価格

【古紙輸出価格】
米OCC、30ドル反落
3月中旬が価格の潮目に

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2017年3月20日 1222号

 三月上旬、米国OCC価格は、二〇〇〇年代では最高値となる三〇五ドルまで上昇した。しかし三〇〇ドル台という未曽有の価格によって天井感が出たことで、三月中旬から価格が下がり始めている。一気に二十~三十ドル下がったという話もあり、現在は二七五~二八〇ドルと伝える。
 米国OCCが三〇〇ドル台まで上昇を続けている時、日OCCの価格上昇は小幅だった。以前は米OCCと日OCCの価格差が十ドル~十五ドルほどあったが、近年は五ドル~八ドルほどに価格差が縮小していた。今回は日OCCの上昇が鈍り、上がり過ぎた米OCCが反落する形となった。

 この原稿を書いている時点(三月十五日)では、まだ日OCCの価格下落は小幅で二五五ドル前後。三月上旬に二六七ドルまで上昇したので、それでも十二ドルほど下落している。
 また米OCCの大幅な下げは、アメリカチュンナムによるものだが、昨夏から幾度か行っている価格調整が浸透するかどうか、まだ未知数である。昨夏は十五ドルほどの下げに成功したが、昨十二月、今二月の価格調整には失敗し、逆に市況の反騰を招く形となった。
 また三月中旬、米国は東部を中心に記録的な大雪に見舞われており、物流の停滞と共に古紙需給が再びひっ迫することも十分考えられる。この二十~三十ドルの下げ幅が実勢価格になるのかどうか、まだ様子見の段階。しかし三月末から輸出価格は下落に転じると予想する関係者が多かったので、価格の潮目に差し掛かっていると言えるだろう。

(1103文字中、616文字を掲載)

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