2009年04月の記事一覧
コラム「虎視」 834号
2009年4月27日 834号
▼昨11月以降、赤字輸出で古紙問屋の業績が急降下しているが、鉄スクラップ業者は古紙問屋以上に苦戦しているという。①スクラップ価格の大暴落②大幅な発生減③仕入れ価格の高止まり④大型の設備投資による償却負担増ーなどによる。7 […]
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【古紙回収量】
紙・板紙の出荷減に対して回収減は緩やか
2月(過去最高の輸出量)の輸出比率は27.4%へ上昇
2009年4月27日 834号
昨秋の古紙の国際価格暴落から半年が経過した。この間の各種データを見ると、紙・板紙の生産・出荷の落ち込みが激しいのに比べ、古紙回収量の減少幅は比較的緩やかだ。国内の消費量が回復せず、購入カット分や問屋在庫分が輸出に振り向け […]
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コラム「虎視」 833号
2009年4月20日 833号
▼全国に1,700ヵ所以上の古紙ヤードがあり、こうしたヤードを運営する企業数はおよそ千百社に達する。今年、回収量が2,050万トンまで減少すると、1ヵ所当たりの古紙回収量は1万2,000トン。月にして1,000トン。 ▼ […]
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古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2009年4月20日 833号
昨年、売上高で上位1~3位の古紙問屋、大本紙料㈱(本社・神戸市、大本知昭社長)、㈱宮崎(愛知県清須市、梅田慎吾社長)、北海紙管㈱(札幌市、長谷川裕一社長)の3社が共同仕入れなどを目的とした包括的な業務提携を行うことでこの […]
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コラム「虎視」 832号
2009年4月13日 832号
▼新聞古紙が12円(問屋店頭)になったとはいえ、奈良市内では早朝だけど毎日のように流しのちり紙交換車が回って来る。業者がまだ離散していない証拠。プレミアムが付いて27、28円まで上昇していた新聞古紙がわずか半年で半値以下 […]
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【中国の国別古紙輸入量】
今1-2月は米国が3割近い後退
代って日本、英国、イタリアなどが伸びる
2009年4月13日 832号
中国の古紙輸入通関実績によると、2月は前年同月比111.2%の202万トンになった。ちなみに1月は旧正月の影響もあって85.1%と大きく減少していた。1-2月累計では98.3%の353万トンで、ほぼ横ばい。 国別輸入量を […]
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コラム「虎視」 831号
2009年4月6日 831号
▼事実上倒産したスマーフイット・ストーン・コンテナ社のその後の状況を現地で訊ねてみると、段ボール加工工場や古紙ヤードは操業しているものの、大半の製紙工場はストップしているとか。同社は北米最大の板紙企業で、北米に16ヵ工場 […]
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【アメリカ西海岸】
主要3品、昨年11月の暴落後、100ドル(FAS価格・ショートトン)以下に
欧州品のフレート(海上運賃)の上昇で段ボールが後半に反発
オフィスパック、昨春の輸出価格(問屋手取り)30円に
2009年4月6日 831号
3月中旬、ロスアンゼルスにでかけた。現地の古紙問屋の状況を生の声で聞きたかったため。米国西海岸の主要5品目(以下に表示)の古紙輸出価格は昨11月の暴落を底に12月からじり高に転じている。ただ段ボールだけは3月に入って弱含 […]
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