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古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム【虎視】1270号

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2018年3月12日 1270号

コラム「虎視」

▼PETボトルの国内再生業者に神風が吹いた。関東地区では、2014年に遠東石塚グリーンペットが茨城で再生能力が年間5万トンの工場を新設。共栄産業も栃木県内の工場で再生能力を2万トン引き上げた。昨年11月にはエフピコが2万トンの再生能力をもつ関東エコペット工場を立ち上げたばかり。増設に次ぐ増設で、内外や国内事業者間で廃PETの調達競争に陥ることが予想されたのだ。

▼ところが中国政府の突然の方針転換。廃プラはPETボトルを含む8品目の輸入が今年から禁止された。PETボトルの回収は約60万トンで、半分を超える37万トンが海外に渡る。その買い手の8割が中国・香港だった。一気に需給が緩んでからは、慈雨のごとく国内市場に還流している。コカ・コーラ社が2020年までにすべて再生PET容器を使うと宣言するなど、今後の需要増も期待される。

▼まるで一時の『再生紙ブーム』をみるかのようだが、当製紙分野では古紙回収の掘り起こしによって、輸出拡大してきた流れが逆回転。MIX系古紙(雑誌・その他)は輸出の道が閉ざされ、余剰問題が深刻化してきた。今年は70万トン前後の古紙がごみ化する可能性がある。いかに国内利用を高められるか、リサイクルフローの再構築が急務である。

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