トップページ > 古紙ジャーナル コラム「虎視」 >

古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム【虎視】1266号

カテゴリーカテゴリー:古紙ジャーナル コラム「虎視」

2018年2月12日 1266号

コラム「虎視」

▼一昨年前の大統領選挙戦中、トランプ氏が公言したのが「中国製品に45%の関税をかける」というものだった。3千億ドル超もの対中貿易赤字を抱える米国は、この是正に狙いを定めたわけだが、大統領就任から1年を経て、逆に赤字額は一割ほど膨らんだ。むしろ米国が保護主義の色彩を強めたことで、中国など他国からの反発が強まった。

▼「仮に貿易戦争が起きれば、中国が再生資源の輸入を禁止する可能性がある」。ちょうど一年前の2月、米国西海岸を訪れた際、米2位の輸出商社であるラリソン・インターナショナルの代表が語っていた。それが現実化したわけで、中国側の報復カードとも取れなくもない。米国の輸出額で大きいのは航空機や電気機器であるが、輸出の2~3割のコンテナを使うのが古紙など再生資源なのである。

▼世界の古紙輸入量の五割を占める中国が輸入を止めれば、瞬く間に先進諸国は古紙で溢れ返る。米国のISRI(米国再生資源協会)や欧州のBIR(国際再生資源連盟)は、中国のこうした強硬な禁止措置に異を唱え、再三に渡り文書で質問書を送付しているが、中国側からの明確な回答はない。中国側に毅然と対応しつつ、リサイクル率をいかに維持させるか、難しい課題に直面している。

※当WEBサイトに掲載している記事・データは本紙掲載記事の一部です。本紙面には詳しい概要も掲載しています。見本紙をご希望の方には1ヵ月間無料でお送りしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

こんな記事も読まれています

どうぞお気軽にお問合せください

(有) 古紙ジャーナル社

TEL:0742-72-1798 FAX:0742-90-1461

メールアドレス:info[at]kosijnl.co.jp ([at]を@に変えてお送りください。)

  • TEL:0742-72-1798
  • FAX:0742-72-1810 印刷用PDFを開く

古紙問屋、製紙メーカー、商社、団体等の古紙関連のニュース、自治体、輸出実績、輸出価格、国内価格、海外事情、その他リサイクルのニュースを週刊でお届けします。
>>詳しくはこちら

  • 購読のお申込み
Top