トップページ > 古紙ジャーナル コラム「虎視」 >

古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム【虎視】1248号

カテゴリーカテゴリー:古紙ジャーナル コラム「虎視」

2017年10月2日 1247号

コラム「虎視」

▼中国の国内古紙が、いわば狂乱相場の様相を呈している。九月に段ボール古紙が二千八百元/トン台(=四十七円/キロ前後)を付け昨年の約二倍まで跳ね上がった。中国政府に輸入ライセンス枠を絞られた製紙メーカーが国内品へ殺到したためである。順調に段原紙価格に転嫁が進んだことも原料高の一因で、値上げサイクルを繰り返している。

▼先日公表のナインドラゴンの六月末の中間決算によると、利益が前年の約四倍まで伸長。九月頭には今年四度目となる原紙値上げを実施済みだ。世界的に段原紙と段ボールの生産一貫化進むが、これに中国は逆行。二大メーカーであるナインドラゴンとリー&マンは、段ボールの加工分野をもたず段原紙生産に徹する。エンドユーザーとの接点を欠くからこそ、果敢な値上げに踏み切れるのだろう。

▼だが、こうした一方的にも映る商売が永続するのだろうか。中国のネット通販最大手のアリババは、一日に五千五百万個のパッケージを使い、包装資材のコストも大きい。現に創業者のジャック・マー氏は「二〇二〇年までにパッケージを五〇%減らす」と表明。エアーキャップでの配送も増え始めたといい、他パッケージに切り替えが進めば、いずれ段原紙が供給過剰に陥っても不思議ではない。

※当WEBサイトに掲載している記事・データは本紙掲載記事の一部です。本紙面には詳しい概要も掲載しています。見本紙をご希望の方には1ヵ月間無料でお送りしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

こんな記事も読まれています

どうぞお気軽にお問合せください

(有) 古紙ジャーナル社

TEL:0742-72-1798 FAX:0742-90-1461

メールアドレス:info[at]kosijnl.co.jp ([at]を@に変えてお送りください。)

  • TEL:0742-72-1798
  • FAX:0742-72-1810 印刷用PDFを開く

古紙問屋、製紙メーカー、商社、団体等の古紙関連のニュース、自治体、輸出実績、輸出価格、国内価格、海外事情、その他リサイクルのニュースを週刊でお届けします。
>>詳しくはこちら

  • 購読のお申込み
Top