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コラム【虎視】1247号

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2017年9月25日 1247号

コラム「虎視」

▼中国は今春からナショナルソードと呼ばれる環境政策を開始。各廃棄物の輸入規制の他に、各工場の環境基準の遵守や、ガソリン車の制限にも着手しようとしている。いよいよ中国が本気で環境対策に乗り出した訳だが、この政策に大きな影響を与えたと言われる映画がある。

▼「穹頂之下(ドームの下で)」というドキュメンタリー映画で、中国のPM2.5による深刻な環境汚染問題を告発している。この映画の制作者が柴静というCCTV(中国中央テレビ)の元人気キャスターということや、制作費用の百万元(約千六百万円)を自腹で賄ったこと、映像を中国版YouTubeの「優酷」で無料配信したこと等が話題となった。

▼柴静氏が自らの経験を土台に、中国の大気汚染の発生のメカニズムや人体への影響、環境汚染の発生源である工場や石油会社、それらを管理する環境部への取材等が盛り込まれている。中国政府は当初は容認する意向を示したが、反響の大きさを危惧し、現在は配信や検索を停止している。また、この映画が米国で配信されたことで、面子を重んじる中国政府が、環境対策に真剣に乗り出したとも言われている。まさに国を動かし歴史を変えた映画と言えるだろう。

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