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コラム【虎視】1217号

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2017年2月13日 1217号

コラム「虎視」

▼今から十七年前、二〇〇〇年頃に、商社・製紙系のM&Aや合弁ヤードが急激に増加した。当時は古紙価格が下落の一途を辿り、経営自体が苦境に立っていた古紙問屋も多かったことが、商社や製紙メーカーのM&Aを後押しする要因となった。

▼当時のM&Aの事例では、住商紙パルプとリメイキングが、合弁会社のグリーンリメイクを設立したのがちょうどこの年。また当時の王子製紙の子会社である王子トレーディングも、本栄商事を買収して新ヤードを開設した。JPも古紙事業の強化を行い、九九年に九州紙パ資源、〇〇年に中部紙パ資源の新ヤードをそれぞれ開設。また同年に栗原紙材と合弁でジェイ・ケイリサイクルを設立した。〇一年には大阪にも紙パ資源の新ヤードを開設するなど、立て続けに古紙ヤードをオープンしている。また国際紙パルプ商事は、靖国紙料と合弁でリサネット・カンサイを設立。商社・製紙が古紙事業を強化する転換期となった。

▼今回のJPによる福田三商のM&Aは、市況・需要共に好調の中で行われており、当時のような悲壮感はない。齋藤会長は「会社の資産である株式の価値を最大限に引き上げるM&A」と話す。今後このようなケースは増えていくのか。

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