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コラム「虎視」1014号

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2012年12月24日 1014号

コラム「虎視」

▼北京での取材から帰国すると、尖閣問題の余波で危険はなかったかと心配の声を掛けられる。が、そんな気配は微塵もなく、むしろ1人で行動していると中国人に度々間違えられる始末だった。気温が氷点下を示す厳寒の北京だったが、街なか散策にもいそしんだ。ショッピングモールを覗いたときは、中国人の消費意欲の旺盛さに驚かされた。

▼9月に尖閣問題が先鋭化してから、日本への中国人観光客は激減している。観光庁の統計によると、例年より3割前後も減っているそうだ。中国から年間140万人近くが観光で訪れる。日本に滞在中に中国人は平均17万3,000円使うとのデータもある。日本経済が不況に入りつつある中、こうした観光における打撃も影を落としているのではないか。

▼先の全段連の記者懇談会の席で、大坪理事長(レンゴー社長)は、「このリセッションも12月16日によってある程度、解決する目処がたつのではないか。私は非常に期待している1人だ」と述べた。経済界では自民党を支持する向きが強かった。その期待通りか自民が大勝。果たして景気は好転するのか。前回約1年で政権を投げ出した安部氏に与えられた猶予は1年とみたい。この寄り戻し、あと何回か起きる!?

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