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古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム「虎視」 618号

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2004年12月6日 618号

コラム「虎視」

▼古紙の輸出価格が国内価格を上回る、輸出上位が定着して3年近くが経過しようとしているが、為替の急速な円高で向かい風が吹いてきた。さらに円高が進行すると、段ボール価格の問屋手取りが国内価格(関東地区は店頭で9円50銭)を一時的に下回るかもしれない。国内価格と比べると、新聞と雑誌の輸出手取りが2円前後上回る(主要港から輸出した場合)のに対し、段ボールは格差がなくなってきたわけだ。もっともCIFベースの段ボール輸出価格は120ドル台で推移、米国品と比べると安いものの、底堅い動きにはある。

▼内外格差がなくなってきた原因として①為替の円高による手取りの減少②国内の段原紙の生産が低調で、段ボール古紙の消費が低迷③今春まで好調だったタイ向け輸出が大きく後退し、まだ回復の兆しがない④アジア向け米国OCC市況は強いが、日本品は格差を縮めることができない。

▼今年1-9月の段ボール輸出は78万6,000トン。中国向けは36万4,000トンで全体の46%を占めた。昨年は年間で24万トンだったので、今年の中国向け段ボール輸出は倍増しそうな勢いである。このように中国向け輸出が増大しているので④の課題がクリアできればCIF150ドルの輸出価格も期待できる?

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