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古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム「虎視」 668号

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2005年12月12日 668号

コラム「虎視」

▼12月の輸出価格は中部商組、関東商組ともに、問屋手取りベースで、段ボールと雑誌価格に逆転現象が起きた。つまり雑誌の輸出価格が段ボールを上回ったわけだ。①ドルベースの成約価格で段ボールの下落幅が大きかったのに対し、雑誌が底堅かった②ドルベースで同じ場合でも、段ボールより雑誌の方がコンテナへの積載効率がいいので、手取りが良くなるーなどの要因が挙げられる。

▼問題はこの逆転現象を一過性とみるか、それとも持続するとみるかだ。中国では雑誌の発生・回収が極めて少ない。浙江省富陽市の古紙の朝市でも雑誌がほとんど見あたらなかったことはすでに報じた。つまり中国では雑誌(輸出品目ではミックスになる)を輸入に全面的に依存せざるをえない。日本では雑誌は洋紙が新聞代替、段原紙が段ボール代替で使用している。代替原料なので日本では逆転現象は考えられない。

▼中国の場合、国内で発生しないだけに新しい価格体系が生まれる可能性がある。90年代の後半、日本の雑誌は集めても売れず、鉄スクラップを後追いするように逆有償価格に転落。集団回収や分別収集のステーションに雑誌だけ放置される現象もみられた。今振り返ると、この当時が消費面でも価格面でも陰の極だった。

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