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古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム「虎視」 715号

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2006年11月27日 715号

コラム「虎視」

▼200cc入りの学校牛乳の容器が10年ほど前、ビンから紙パックに変わる。この学乳の紙パックのリサイクル問題を現在調査中。奈良市の飛鳥小学校で給食後、児童達が紙パックを洗って切る作業を見せてもらった。このあといったんポリ袋に入れてストックし、溜まると谷商店(親会社は南都興産)が引き取る。谷商店は古紙もの家庭紙メーカーのリバースに持ち込むという流れだ。全国牛乳容器環境協議会の04年度のデータによると学乳紙パックの回収量は年間6,000トンとある。

▼学乳紙パックに年間1万トン出荷されているので、6,000トンというのは回収率60%に相当する。紙パック全体の回収率が産業損紙を含めて36%、使用済み紙パックだけでみると25%という低い水準にとどまっているので、学乳紙パックは高い回収率を誇るわけだ。同協議会は紙パックの回収率を5年後に50%まで引き上げたいとしているが、現状ではかなり困難な目標値とみられている。

▼家庭から排出される牛乳パック(店頭回収や自治体回収による)も、学乳と同様に洗って切って乾かすという作業がついて回る。この工程を機械化しようとする試みも行われており、開発機械メーカーもいる。機械の見学も予定しているので、改めて報告したい。

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